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2020.09.03 Thursday

リペア ファイル その678

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    Fender マリブ / 力木外れ

     

    このシーズンは7月の長梅雨の影響もあってか「力木外れ」や「ネック反り」のトラブルが多かったです。アコギの内部は塗装がされていませんので、湿度の影響を受け木部が膨張し木目に対して直角に張り付けてある「裏板の力木」が外れるケースがままありました。

    力木が外れるとある周波数で共振して異音が発生します。ある弦ポジションのをつま弾くと”ビヨーン”とか鳴ります。

     

    弦を外して裏板をタッピング(叩くこと)すると外れている力木の上では「ダブった」様な音がします。そこにヘラをあてがうと隙間がある場合はヘラを差し込むことができます。(力木がくっついている場合は、ヘラが入らない)

    接着剤をヘラに載せて隙間に充填して行きます。

     

    内部に「つっかえ棒」をして外側からはクランプでかしめて力木を再接着。

    数か所外れていたのでその都度 同じ作業を繰り返し力木を再接着していきます。

     

    一番左のただの板が今回使った「つっかえ棒」。そのほかジャッキ機能がある「つっかえ棒」。

      

     

    マリブは弦長がショートスケールの小振りなギターです。

      

    ピックガードのカットやブリッジのデザインは「アールデコ」スタイル。(「アールデコ」スタイルのギターで一番有名なのは”D’Angelico”でしょう。ニューヨークの摩天楼がモチーフです)

     

    シングルヘッド。

      

    「力木外れ」はサウンドホールから手を突っ込んで作業しますので難儀します。とくに接着剤を拭き取ったり削ったりするが狭い空間ゆえ思うようにできないのが辛い。この時ばかりは童の手を借りたくなります。

     

    フェンダーギター修理 インデックス:http://blog.9notes.org/?eid=824

     

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