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2019.11.18 Monday

リペア ファイル その616

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    Chaki ウッドベース / ボディ・バック剥がれ

     

    チャキ製のウッドベースです。フォークやブルーグラスで使えば”ウッドベース”と呼ばれ、オーケストラなら”コントラバス”と呼ばれますが、同じ楽器です。前者は主に指弾きで後者は弓弾きの違いはありますが。

    (チャキはアーチトップの楽器を得意としていました。憂歌団の勘太郎が持っていたアーチトップのジャズギターもチャキ製でした)

     

    合板製のとトップ&バックですが、バックの合板ラミネート層が剥がれて広がってしまっていました。そのため異音がします。(振動で共振するためでしょう)

     

    マスキングテープで養生し接着剤(タイトボンド)を隙間から流し込んでから、パレットナイフで奥まで届くように広げます。

     

    クランピング。

    はみ出したボンドはお湯に浸した布で拭き取ります。

     

    ボンドが乾いてから音を出して共振していないか確かめました。大丈夫です。

    塗装が剥がれていた箇所にセラックを塗っておきました。

     

    オール合板の普及機ですのでパーフリングは木象嵌ではなく、手書きでラインが入れてあります。(これはこれで職人技ですね)

     

    一見ネックに”杢”が入っているように見えるでしょ。実は塗装の”ぼかし”でそれを表現しているのです。(これもすごいよ)

    日本では”茶木”や”鈴木”がヴァイオリン属の楽器を製造していましたが、主に普及機やスチューデントモデルでした。安価な楽器の質がどうのこうのと言う人がいますが、そういうモデルがあってこそ多くの人が楽器に触れることができたのです。その中のわずかな人が後々名プレーヤーになって高価な楽器に移っていきます。普及機から高級機まであってこそ、音楽シーンが存在するといっても過言ではないでしょう。

     

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