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2019.09.01 Sunday

リペア ファイル その600

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    SOUNDENA M120   / 全体調整・フレットすり合わせ

     

    イチジク型のマンドリンです。マンドリン属は世界中にありリュートから派生したナポリ型やローマ型のほか、ポルトガル型とかギブソンのF型/A型のフラットマンドリン、ブラジルのショーロなどがあります。どれもヴァイオリンと同じG-D-A-Eチューニング。

    日本では「ギタマン」と称するギターとマンドリンのアンサンブルが盛んですね。

     

    全体の調整をしました。レベルの精度を出すため「フレットすり合わせ」します。

     

    マンドリンにフレットはウクレレと同じく細いものが使われています。

     

    全体にバフ磨きを掛けたのでペグブッシュを抜いてありました。再び入れ直します。

      

     

    ゴトー製の糸巻が使用され巻き上げもスムーズ。

      

    ヘッドに4コース8弦分のペグが開けてあるタイプをナポリ型を云い、クラシックギターのへっドのような”スロテッドヘッド”を持つマンドリンは、ローマ型と呼ばれます。

     

    ピクガードは掘り込み式(アコギのように後付け出なくトップと面一になっている)が一般的で、高級機はそこにインレイが入っています。

      

    裏側のドームは細いリムで構成されています。これが細かいほど高級で、これはそのリムを一本一本スキャロップしてあります。

     

    ローズ指板に貝のポジションマークが入っていてゴージャス。

      

    10フレットでボディにジョイントされています。

     

    ネックジョイント部のリムには「透かし彫り」がされ、またリムは真ん中が薄くなるように彫り込まれて、スキャロップ加工されてもいます。

      

     

    横から見るとトップは「へ」の字に曲がっています。これはテールピースへ角度を強くつけるためにこうなったと推測しますが、トップの剛性もアップされていると思います。リュート起源ですが、改良されて現在の形になったんでしょうね。

    マンドリン製造の歴史は古く欧州には老舗メーカー/製作家が健在です。”カラーチェ”はギターで言えば”ラミレス”のようなものかな。ほかに”ヴィナッチャ””エンベルガー”などがあり、ヴィンテージマンドリンの市場もあるぐらいです。

     

    私の好きなマンドリン奏者はイスラエル人の”アヴィ・アヴィタル”でクラシックからワールドミュージックまで幅広く活躍しています。米国にはパンチブラザースの”クリス・シーリ”もいます。マンドリンはまだまだ可能性広い面白い楽器だと思いますよ。

     

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