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2018.11.28 Wednesday

リペア ファイル その501

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    Sadowsky Ultra Vintage / ネック・ボディ打痕修理

     

    ハイエンドギターの雄”Sadowsky サドウスキー”。レアなカラーリングのギターの打痕修理です。オーナーは電装系の知識と経験が豊富な方で、折に触れて当工房でもアドバイスを戴いています。このギターもオリジナルに手が加えられています。

     

    今回は当方は木工・塗装の専門としてそっちに勤しみました。ネックは極薄塗装なのでへたにサンディングすると木地を痛める心配があったので、打痕部分にラッカーを盛り上げました。

      

    ボディはウレタン塗装の剥離だったのでアロンアルファを塗装面のように盛り上げました。

     

    打痕修理はうまくいきましたので、オーナーによって手が加えられた配線を見てみましょう。

    ピックアップは全て交換されています。フロント・ミドルは suhrの "ランドゥ" リアは suhr の”アルドリッチ”に交換。5wayはスーパースイッチに交換されています。スーパースイッチは4回路5接点になっており24個の端子があるといいます。これをうまく組み合わせると面白い回路ができます。この機は、1、フロント 2、フロント+ミドル 3、フロント+リアタップ 4、ミドル+リアタップ 5、リア と実践向きに組まれています。(シングルミドル一発はあまり使わないですからね)

    コンデンサはエマーソン、配線材はベルデン、ヴォリュームにはスムーステーパーが加えられています。

     

    ペグも交換されています。SPERZEL (スパーゼル)のロックペグ。3・4弦にもテンションがかかるようにポスト高が低いものが使われています。

     

    一度交換されているフレットは、オカダインターナショナルでリペアされていました。フレット端の丸め処理はもちろん指板エッジが面一できれいに丸めてあるのは特筆もの。大いに勉強になります。

     

    ネックの精度・セットアップ精度どれもが高いのがハイエンド・ギターです。これを使いこなすにはプレーヤー側にそれなりの力量が求められますが、製造側にも高い技術力・材木の管理力・想像力富んだ企画力があってこそ完成させることができた、と言えます。

    多くのプロをも唸らせるSadowsky。お見事!

     

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    お問い合わせ は 9notes@huni.enat.jp または 080-2660-2284 まで

     

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