<< リペア ファイル その494 | main | リペア ファイル その496 >>
2018.10.28 Sunday

リペア ファイル その495

0

    Fairbanks M-20  /  ネックヒーター・フレットすり合わせ・ナット交換・サドル調整・PU取り付け

     

    米国製作家のフランクバンクス氏のOMタイプ。氏はオールドギブソンタイプを得意としているそうで、ヘッドや力木はそう感じさせました。大変よくできた楽器で製作レベルの高さは勉強になりました。プロの目で見ないとどこがどうレベルが高いのか、素人さんでは違いが解らないかも知れません。目を養うのもプロへの道のひとつです。

     

    ネックが反っていました。アイロンで矯正してから「すり合わせ」してフレットピークレベルを整えます。

      

     

    平ヤスリによりフレットの頂点が平らになっているので再び半丸に削り直してから磨いておきます。ナット溝が低くなっていたので、新たにオイルドボーンで作り直しました。

      

     

    19フレットまでしかありませんが、ブルーグラスやフォークではこれで充分かも知れません。鼻の下がすっきりしている感じです。

      

     

    ロングサドルの弦高調整はサドルの上面を削って行います。ブリッジの幅が狭いですね。オールドタイプです。

      

     

    これに本来、PU取り付け加工の写真が続くはずでしたが、カットがなかったです・・

     

    トップはきっといわれのある材を使っていると感じましたが、詳細は不明。アディロン・スプルースとはちょっと違うかと思います。バック・サイドはマホガニーでしょうが、この材も普通のマホとは趣きが違います。なんだろう・・・特別な材で構成させている楽器であることは間違いありません。

      

     

    特別に装飾が入っているとかないですが、”切れ切れ”の仕事が施されています。面もすっきり仕上がっていて、下地から丁寧な仕事がされていることが伺えます。米国に「シェーカー家具」と呼ばれる簡潔で合理性に優れた家具がありますが、それを想起させました。

    シェーカーに格言があります。

    「美は有用性に宿る」「規則正しいことは美しい」「調和の中に大きな美がある」「言葉と仕事は簡素であれ」

    なるほど。

     

    ----------------------------------------------------

    お問い合わせ」は 9notes@huni.enat.jp または 080-2660-2284 まで

     

    9notes ホームページ


    ブログ「よごれた顔でこんにちは」

    homeで新着情報 ”ほぼ毎日”つぶやいています

    スモークド乾燥処理済み『 ギブソン J-45 ・Remodeling』の販売

    にほんブログ村 音楽ブログ ギターへ
     

     FC2 Blog

     

    コメント
    コメントする








     
    この記事のトラックバックURL
    トラックバック
    Calendar
        123
    45678910
    11121314151617
    18192021222324
    252627282930 
    << November 2018 >>
    Selected Entries
    Categories
    Archives
    Recommend
    Links
    Profile
    Search this site.
    Others
    Mobile
    qrcode
    Powered by
    30days Album
    無料ブログ作成サービス JUGEM