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2018.10.07 Sunday

リペア ファイル その491

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     Gibson J−45 / フレットすり合わせ・ロッド調整

     

    ほかのメーカーよりもギブソンに軍配が上がるポイントがひとつふたつありますが、ひとつは”カラーリング”塗装だと思います。サンバースト塗装やこのブラック塗装などはその典型で「good looking」ですね。

     

    丁度メンテナンスする時期だったので点検しますと、フレットがやや減っています。この程度ならまだ「打ち換え」時期には早いと判断して「ロッド調整」して「フレットすり合わせ」することにしました。定期的に楽器をメンテナンスするとコンディション維持にいいです。フレットも一部だけ減るとバズ音が出たりピッチが不正確になるので「すり合わせ」してフレットピークが尖っている状態にしてやると気持ちよく演奏できます。

     

    平ヤスリでフレットピークを整えたら、三角ヤスリや半丸ヤスリを使って再び頂点をつけ直します。そのときフレットに細かなヤスリ傷が付くので、ペーパーや消しゴムのようなヤスリを使って傷を番手を徐々に細かくして磨いて行きます。20フレットあればすべてのフレットに5回ぐらいペーパーを換え換え磨く作業をやっております。

      

     

    最近は仕上げに金属磨き粉を使っています。指板もクリーニングして「再びきれいになった指板で、気持ちも新たにプレーしてください」という願い込めています。(本当だよ)

      

     

    歴史のあるJ45のピックガードはいろんなスタイルがありますが、これは薄手のティアドロップ型。ブリッジの向きとかサドルがアジャスタブルになったり、リング数が変化したり年代によって特徴がありますね。

      

     

    J−45はマホガニーバック&サイドですが、甘めのマホトーンはしません。ローズのような煌びやかな倍音はないですが、音の輪郭もしっかりしているしドンシャリ系の音もします。エッジの効いた力木の関係かと思います。力木は高さのある薄手で、三角形っぽいのが特徴で、結構粗い仕上げです。ギブソン系の楽器を模するときは、どの製作者もそこのところは外していません。サウンドの味付けがそんなところにあるのは面白いですね。

      

     

    関連ブログ: ギブソンギター修理 インデックス

     

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