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2018.06.19 Tuesday

リペア ファイル その466

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    ギルド F-30 1997 / ネックアイロン矯正・フレット交換・ナット交換・サドル交換(オフセット加工)

     

    メールにて「表板の膨らみや落ち込み」「低いサドル」「フレットの摩耗」などいくいつかの点検要項を戴いています。実際送られて来た楽器を診て「表板の膨らみ」に関しては問題ないとお答えしました。その上でほかの必要な作業を施すことになりました。

    同時にサウンドの改善も図ります。

     

    まず、弦高を下げながらサドル高を上げるため「ネックアイロン矯正」します(「仕込み角度」修正のため) フレットを交換することになりましたので、フレットを抜いてからアイロンを掛けています。アイロンで矯正してから指板調整しますので、反ったネックの指板をたくさん削り過ぎることを避けられます。

      

     

    ミディアムフレットのjescar♯5509を打ち込んでいます。フレットの頭をストレートなヤスリで頭の高さが同じになる様に整えておきます。(新品のフレットですのでわずかですが・・)

      

     

    フレットの頭(ピーク)がヤスリで少し平らになったので、再び尖った頭になるように半丸ヤスリや三角ヤスリで切り出します。その後、ヤスリの痕をペーパーで擦ってキレイにし最終的に磨き上げておきます。

      

     

    ナットも新調します。ナットの弦溝の間隔はなるべく前のナットと同じにしています。サドルも新調しました。元々アンダーサドルピエゾが仕込まれていましたがそれを外し、新たなサドルがブリッジの底から立ち上がっています。どうしてもサドルの下に敷くピエゾは弦振動を吸収してしまうので、これを外すと音の輪郭がよくなりますね。

      

     

    完成。サドルはオクターブ調整済み(オフセット加工)。

      

     

    Dタイプヘッドとは違うヘッドがスマートなタイプ。インレイのデザインがアメリカっぽいなぁ。

      

     

    弦高を下げながらサドルの出がアップしました。サドルの出は音量アップに繋がります。もう少しローが出るようにしたかったのですが、F型はボディ厚が薄いためそこは難しかったぁ。(マーチンでいうOMタイプ)

    依頼主より、ほかからの引用だとお断りをもらいましたが、面白い比喩だったのでここで紹介させてもらいます。

    ギルドのサウンドを 「豆腐で例えると、島豆腐guild >木綿豆腐gibson >絹豆腐martin 」

    見事にギルドの”素朴なサウンド”を表現しています。こうだから世界中にギルドのファンがいるのですね。

     

     

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