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2018.06.06 Wednesday

リペア ファイル その463

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    ギブソン 1968年製  J-45 / ブリッジプレート増設

     

    トップ”妊娠”(表板の膨らみ)を心配されて持ち込まれたヴィンテージJ-45。弦高は問題なくアジャスタブルサドルの可変範囲も適正でした。たしかにやや膨らんではいますが、矯正するまでないと判断しました。矯正し補強材を入れるとサウンドが変化するので慎重な判断が必要です。ただアジャスタブル用のスタッドが前掛かりになっています。サドルをネック側に押し倒す力が長年掛かっていたので傾斜したのでしょう。

      

     

    なので、弦のボールエンドの位置を下げてサドルに掛かる力・作用(ベクトル)を増やす加工を施すことにしました。弦裏にブリッジプレートを増設します。固定は両面テープを使用で接着剤は使わないことに、理由は将来、駒を外したり、アジャスタブル用のアンカーを交換するようなことがあったりした時に作業しやすいように です。

      

     

    駒裏のショット。アンカーとブリッジを留めるビスが見えます。それらを外した位置にプレートを増設しています。

     

    見た目は変化ありませんが、サドルに下向きに掛かる力が増えている計算です。

     

    3連ペグに金色のロゴ。ブッシュが金属の”打ち抜き”でできています(うすっぺらな 感触がヴィンテージ感を醸し出しています)

     

    全体にクラックが入っていて貫禄万点。サウンドが軽めになるため、アジャスタブルサドルそのものを固定式の通常サドルに交換する方もいますが、これはこれでこれでしか出ない音になっておりそれを好むミュージシャンも見えます。エレキのブリッジのアイデアを持ち込むところが面白いですね。その当時フェンダーに負けず劣らずギブソンも革新的にメーカーだった訳です。経営破たんしたギブソン社ですが、ぜひぜひ復活して欲しいです。

     

    関連ブログ: ギブソンギター修理 インデックス

     

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