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2012.07.09 Monday

リペアファイルその10

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     チェロのスモークド乾燥                                               
    木地の段階で楽器をスモークド乾燥させるのは有効です。熱と煙によりセミロースおよびヘミセルロースが分解され低分子化され固定化されるからです。(そうらしい。)分子構造まで解析するのは、当工房では無理ですが結果は出てきています。
    陶芸の世界では、ガス窯と登り窯の違いで薪を燃焼する登り窯の方が土肌がきめ細かいと聞きました。薪を燃焼するときに発生するアルカリ水蒸気(ガス)が有効であると言われているそうです。
    煙の中に特殊なガスが含まれていると思われます。木材が硬化するゆえんです。


    フェンダー・ジャパン製JB

    PUをダンカン製の交換・ポット類・配線材・コンデンサーを米製パーツに交換します。
    フェンダー・ジャパンのネック・ボディはいいのですが、見えないところでコストダウンさせています。
    そこをグレードアップさせれば、音がしまって来ます。
    音出ししていまいち気にいらなかったので、PU下のゴムを補強してPUのガタツキを無くしました。
    ここの固定も音に影響します。これによって納得するグレードアップになりました。





    カスタムJBセットアップ

    ローの出がよくないとのことで、ネックの仕込みをやり直しました。
    デタッチャブルネックの仕込み角度設定をするとき、安易にシムをはさむやり方がありますが、ここで音の劣化がおきてしまいます。この機もシムがはさんでありました。それを取り除きネックとボディの設置面を密着させます。バダスブリッジのボールエンドとサドルの角度も浅かったので、ここも調整し弦振動をボディに伝わるようにしました。PU/ポット類は米製なので問題ないですが、楽器のわずかな調整で出音がよくなりました。




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    ギター工房9notesホームページへどうぞ

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