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2018.05.16 Wednesday

リペア ファイル その458

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    Sunny D ukuleles / フレット音痴(フレットスケール補正・フレット打ち換え・サドル作製・オフセット加工)

     

    ウクレレ愛好家には有名だという”サニーおじさん”の作った一品。このおじさん 結構アバウトなのでピッチが狂っていてもおかまいなし、のよう・・・ それも味だと言われたらしい。でもコードが不協和音・・・直らないかと相談にみえました。(耳がいい方です)

     

     

    12フレットの位置からフレットスケールを割り出します。それを透明な板に写してフレットに当ててみます。少しズレていますね。また弦長を計測したらサドル位置もちょっとおかしい・・・

      

     

    「5フレット以下は使わない」と依頼者が言われるので、5フレットまでやり直すことに。まずフレットを抜いて、それからローズの薄板をフレット溝に埋め込みます。

      

     

    サンディングしてフレットを均して、正確なピッチに合わせてノコギリで溝を切り込みます。そしてフレットを打ち込んで・・・

      

     

    平ヤスリで「フレットすり合せ」をして5フレット以降の”フレット高”と同じレベルに調整します。フレットの山頂(ピーク)を三角ヤスリで「すり合わせ」で台形になったフレットを鋭角な山頂(ピーク)に切り出します。

      

     

    その後 磨いて完成。これでピッチが安定するでしょう。

      

     

    お次はサドルを作り直します。オリジナルのサドルの位置より少し前に正確なポイントがありましたので、サドルを”L”型に作製して、サドル溝を切り直すことなく正確な補正ができるようにしました。この楽器は”ローG”なので4番線には太い弦が張られています。そのため補正は後方にしてあります。

      

     

    オールコアで作られて、トップの厚さは2ミリと薄く作られています。形はドレットノートのようですね。演奏するにはピッチが正確なのがいいに決まっていますが、”ハワイアン”のゆるい雰囲気はピッチの正確性だけでは表現できないところもあるようです。というのは、ウクレレ製作家が「ギター製作家が作るウクレレは小さいギターでウクレレじゃない」「ウクレレは自由なのよ」と言われたからです。

      

    フラダンスやハワイアンキルトなどハワイアン文化の中にウクレレ・ミュージックがあって、その全体が”癒し”を醸しだしていると感じます。ユル〜い人間じゃないとウクレレが作れないと言われれば、そうかも知れないと頭の硬い私は思うのでした。

     

     

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