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2018.04.30 Monday

リペア ファイル その454

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    タカミネ PT207 / ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ・駒下補強・弦アース加工・サドル交換

     

    ノンカッタウエイ/コア材仕様のタカミネです。ネックの元起きとトップ膨らみがやや進行していたため弦高が高くなっていました。トップの膨らみは駒の後方のみでさほど問題ではないですが、弦のボールエンドを下げてサドルへ掛かるモーメントを増やすべく駒下に補強材を入れました。

     

    ネックアイロン矯正で仕込み角度の調整を行います。なかなか戻ってくれませんが、何度も熱と圧を掛けて少しずつ動かします。14フレット以降で逆折れ気味にするためフレットピークを整える必要が出ます。

      

     

    「フレット擦り合せ」をピークを調整して、再び各種ヤスリを駆使して山頂を切り出します。その後ペーパーを使い磨きピカピカに。

      

     

    タカミネのピックアップを取り外してバラしました。(この作業は得意です。なんたって何万本もやっていますから)補強材に銅箔を貼って弦アースを取れるように加工してあります。アウトプットへ繋いでノイズを低減させます。

      

     

    補強材を圧着します。
      

    タカミネのピックアップシステムは、大きな圧電素子を上下からボルト締めしてあるのでハウリングに強いです。この強さがウエスとコーストのミュージシャンのロードツアーで証明されたことから、タカミネの評価が高まったと聞きます。

     

    サドルは2wayで弦長補正・ピッチ調整に優れています。端が欠けていたのでサドルも作り変えました(オリジナルは少々ルーズな作りなので、弦交換のときにサドルを落として逆向きに付けられた個体を時々見ます。一応説明しておくとルーズなのはわざとで、この方がピエゾに圧がかかりやすいからです)

      

     

    逆折れぎみに仕込み角度が付きました。

     

    ラージヘッド。イーグルスの故グレン・フライもラージヘッドのタカミネを愛用していました。タカミネ「グレンフライ」モデルもノンカッタウエイの「丸」型でしたね。

      

    タカミネの古い職人さんが「昔はコアのタカミネと言われたもんだ」と言った言葉を思い出しました。合板ですが裏面にも杢入り付き板を使用していることから、コアが豊富な時代なことがあったことが解ります。

     

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