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2018.04.18 Wednesday

リペア ファイル その451

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    ギブソン ハミングバード2016 / ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ・サドル調整・ナット調整

     

    Gibson Hummingbird Standard   なんと言ってもこのピックガードが特徴です。ハチドリが蜜を吸っている図柄がいいですよね。スクエアーショルダーはマーチンのドレッドノートとほぼ同じですが、カラーリングやピックガードなどの違いから(もちろんサウンドからも)ファンを作って来ました。

    今年になってGibson社の経営不振が報道されており、ファンの多くが心配して動向を見守っています。

     

    「ネック元起き」で弦高が高くなっています。ネックを「アイロン矯正」して仕込み角度をつけてやります。一度では狙った角度にならないので複数回で曲げています。それからフレットの頂点(ピーク)の高さ(レベル)を整えるために「フレットすり合わせ」を行います。

      

     

    平ヤスリでピークを擦ってあるので、再び鋭角なピークをつけるため 三角ヤスリなど専用のフレットファイルを使って整形します。その後はフレットに残ったヤスリ傷をペーパーの番手を変えながら 磨いてきれいに仕上げます。

     

    ご覧の通りピカピカに。ピークレベルが下がったためナット溝も少し切り込んで調整します。

      

     

    14フレット付近から若干角度が付いています。ネックも逆反りぎみに「矯正」してあるのでトラスロッドにも余裕が生まれした。

     

    仕込み角度が付いたため 弦高を下げながらサドル高を”かさ上げ”することになりました。黒檀の薄板をサドル溝に敷きます。最近のギブソンアコギにはL.R.バッグス社のアンダーサドル式ピエゾ『エレメント』が搭載されていて、サドルの下にピエゾが敷かれています。その上に薄板を敷く格好になっています。

      

     

    パワフルによく鳴る個体です。ギブソンアコギの多くはマーチンと違ってバック&サイドにはローズを使うことが少なくマホガニーなので倍音こそ少なめですが、深いローと抜けたハイ・厚いミッドが塊となって出音します。そこがロック向きだと思われる由縁でしょうが、実際はオールマイティーな楽器だと思います。

      

    ギブソン社はなんとしても今後も残ってもらわないといけない米国の企業・ブランドです。救済されんことを祈る!

     

    ギブソンギター修理 インデックス http://9notes.jugem.jp/?eid=631

     

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