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2018.03.24 Saturday

リペア ファイル その445

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    Framus Classic WGermny / 駒再接着・ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ

     

    普及器ですが単板モデルのドイツ製クラシックギターです。クラシックギターといえばスペインが有名ですが、ドイツも主要な生産国です。なんたって”ハウザー”を生んでいますね。ドイツ製は質実剛健のイメージですが、実際は繊細で洗練されています。

     

    ブリッジ(駒)が剥がれていました。接着するときに表板の裏側から力木を外した”あて木”を添えます。米国のスチュアート・マクドナルドの紹介されていた『ウレタンフォーム』を使った”あて木”を作ってみましたが、使用した『ウレタン系のスポンジ』では弱すぎてダメでした。新たに”木”で作り直してブリッジをクランプで挿み接着しました。

      

     

    ネックの元起きが起り「弦高が高い」状態でしたので、ネックアイロン矯正しています。

      

     

    アイロン後はフレットピークを平ヤスリで整えて、三角ヤスリで再び尖がったピークを削り出します。

      

     

    ヤスリ傷をペーパーの番手を変えながら磨いて行って、最後はコンパウンドで仕上げます。指板面もクリーニングしておきました。

      

     

    ネック仕込み角度が付いた状態のカット。弦高も下がりました。(12Fで1弦2.5ミリ/6弦3.5ミリにしてありますが、6弦は4.5ミリあってもいいでしょう。ナイロン弦の振幅は広く、強くアルアレイ奏法するとビビルことがあるからです)

     

    弦の引っ張る力は、弦の種類にも依りますが60キロ前後もあります。ハイテンション弦ほど張力が強く張りのある芯の強い音がしますが、それように作られていない楽器では「ブリッジ(駒)剥がれ」や「トップが盛り上がる現象」が起きることがあります。

    最近のナイロン弦は進化していろいろなタイプが発売されています。フロロカーボン弦もそのひとつで鳴らない3番線(G線)が「鳴って」くれたりするので重宝します。(ダダリオの「プロアルテ」やサバレスの「アリアンス」など)

     

    弦によってメーカーや種類を変えたりすることもあります。流行っているのが 村治佳織さん使用の1〜3弦はAUGUSTINE(オーガスチン) Inperialで4〜6弦のSAVAREZ(サバレス) CORUM Highにするという張り方です。

     

     

    クラシックギター修理 インデックス http://9notes.jugem.jp/?eid=648

     

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