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2018.01.09 Tuesday

リペア ファイル その427

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    Taylar NS32-CE /  力木はずれ

     

    ごひいきいなっているギタリスト「土門秀明」氏のギター「テーラーのナイロン弦」。30分くらい弾くとどこか共振する音がする、とのこと。プリアンプのコード類かと思いましたが、どうもそうでない模様。「共振の原因」を探ることになりました。

       

     

    この写真は原因にとなる「力木」を探し当てたときのカットですが、ココまで来るのにあっちこっち手を入れました。まずはネックとのジョイント用のビスを締め直す(テーラーはボルトオン・ジョイントのため)、その次は裏・表の力木を一本一本調べて行く。特にサイドとのつなぎ目が外れるケースが多いのでそこを重点的に調べました。ここは終盤でした。

     

    接着剤を流しこんでジャッキアップの要領でクランピングし接着圧力を掛けます。その際 ボディの上下はクランプで挟んでボディの膨らみを抑えます。

     

    質のいい黒檀でブリッジが一体整形されています。サドルの下にはピエゾが敷かれていますが、生音でもバランスの取れたクリアーな音がします。エレアコ仕様ですが、クラシック/ガットギターのポイントをうまく押さえた楽器に仕上がっています。

      

     

    ネックヘッドは”スカーフジョイント”されていますが、高度な加工です。

      

     

    サイド&バックはマホガニーの単板で温かい音です。12フレットジョイントですので、ブリッジはローワーバウトの中心に来ていますね。力木も大変細く、弦振動に敏感にできています。メーカー仕様のクラシックギターの力木は、頑丈な力木のものが多いので「音優先設計」か と感じました。接着不良は論外ですが。

      

     共振音がなくなってストレスなく演奏できるようになったと思います。

     

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