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2017.07.25 Tuesday

リペア ファイル その330

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    モーリス S−92R(南澤大介モデル) / フレット交換・ナット交換・サドル交換

     

    ”ソロギター”奏者の南澤大介・アーティストモデルです。モーリスはフィンガーピッカーに特化したシリーズを作っています。その完成度は高く他社を寄せ付けません。

     

    弾き込んでフレットが減ってしまったので「フレット交換」することに。指板上にはポジションマークがなく(サイドのみ)真っ黒な黒檀指板は玄人好みです。トラスロッドに頼ることなく剛性が保てるよう、フレットタングを調節しながら真っ直ぐな指板を作って行きます。

      

     

    軽くフレットピークを整えます。(すり合わせ) その後 専用ヤスリでピークをつけ直した後、ヤスリ痕をペーパーの番手を変えながら磨き上げて行きます。

      

     

    クラシックギターのようなシックな雰囲気の指板。サウンドホールにはマグネットPUが装着されています。LRバックスの最新マグネットPU「M80」、ボディの振動もタイトに拾います。(電池残量をチェックできるスイッチが便利ですよ)

     

    ナットも新調します。底面も首も広がっていくタイプ(加工技術がいるタイプですね)で、マーチンに模しています。弦の張力に対してナットがブリッジ側に転ぼうとする力が、底面が指板と平行のタイプより抑制されるでしょう。またネックとの接地面も広いので弦振動をネックに伝える量も増えています。

      

     

    ペグのボタンも黒檀製です。シンプルなヘッドです。

     

    サドルも交換します。(モーリス特製のタスクサドル) 指板面で仕込み角度を修正してありサドル高が上がっても、弦高は同じです。ブリッジピンを使わないタイプのブリッジなので、力木パターンは「ラティス」かと思ったのですが、「ダブル・エックス」でした。ギブソンにも「ダブル・エックス」ブレイシングがありますが、この92Rは「ラティス」と「ダブル・エックス」の中間くらいの力木(ブレイシング)でした。

      

     

    トップはシダー(杉)でサイド&バックはマホガニーで、バックはラウンドバックです(バックの力木にもエックスブレイシングが採用されています)。フィンガーピッカー用のギターらしくピッキング反応が早く、どのポジションでも均等に鳴るように作ってありますね。

      

    飾りの少ないシンプルなギターですが、ツボを押さえたいいギターだと思いました。

     

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