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2017.06.09 Friday

リペア ファイル その319

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    スズキ・クラシックギター / ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ・ペグ交換・簡易弦留め(チップ)作製

     

    シニア世代のギター人口が増加してるデータが出ていました。今回の依頼者も学生時代に購入したギターを再び使うとのことで、メンテナンスを依頼されました。糸巻きがもうダメでしたので「ペグ交換」が主でしたが、あちこちダメージが見受けられます。新しい楽器を購入した方がお安くなることもお話しましたが、このギターに思い出が詰まっているのでしょう、できるだけのことはさせてもらうことにしました。

     

     

    まずは弦高が12Fで6ミリ以上あったので、「ネックアイロン矯正」で仕込み角度を変更して弦高ができるだけ下げることに。ヒール部にダメージがあり、あまりきつい角度変更は無理だったので ぎりぎりのところまで圧力を掛けています。

     

     

    「すり合わせ」の図。元々のフレット打ちに波があったのか、結構 擦りました(70年代の楽器はほとんどそんな感じです)。ふたたびフレットピーク(山頂)をつけ直します。その後ペーパーの番手を変えながら磨いて行きます。

     

      

     

    糸巻き(ペグ)をゴトー製のペグに交換しました。これでスムーズなチューニングができて気持ちがいいですね。

     

     

    サドルをギリギリ下げて弦高を12F 6弦4.5弌。姥坑.5个法ただそれではサドルへのテンションが弱くなってしまうので、急遽簡易の「チップ」を作って対処することにしました。ホームセンターの電気部門で以前購入したコードをつなぐアルミ製の「圧着スリーブ」を使って自作しました。スリーブに弦用の穴を開けてバリを取るだけですが・・・

     

      

     

    これでシングルホールのように 弦穴へ直接 弦が通り、サドルピークとの落差が付いてテンションが稼げます。従来の巻き方では高音側はテンション不足になってしまいます。今回これを解消するための部品が「チップ」です。

     

      

     

    全体をバフで磨いて、指板もクリーニングしました。楽器がきれいになると演奏意欲も増しますね。依頼者にとって新品を購入することはさほど難しいことではないと思いますが、「モノを増やしたくない」とのお気持ちは察することができます。古いギターを大事にすることは、人生を肯定することでもある と思いました。

     

     

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