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2017.05.16 Tuesday

リペア ファイル その313

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    マーチン D−28  / バインディング剥がれ補修・ペグ交換・弦高調整・各種調整

     

    店頭で試奏し選んだギターで、名より質を選んだ結果が『マーチン』だったようです。たしかに軽く弾いても反応がいいです。裏板の腰の部分のバインディングが剥がれていました。エンドピン周りのバインディグも少し浮いてきています。セルは経年変化で縮んで来るのでこういう現象が起きます。

     

     

    3プライの途中からと元からと縮んで接着力が落ちて切れています。ここのバインディングが外れることは、よくありますね。どうしても腰の部分で浮いてしまうのです。一旦切って再接着する方法もありますが、今回はドライヤーで熱を加えて伸ばしてから、接着する方を取りました。

     

      

     

    作業に先立ちウエストを押さえる”ジグ”を作っておきます。

     

       

     

    マスキングテープで本体を養生して、ドライヤーで熱を加えてバインディングを弛めて、バインディングの隙間に粘性の低いエポキシを入れてテーピングして固定。テーピングだけではバインディングの内側が浮いて来るので、そこを先にジグで押さえて止めておきます。こういう手際が大事なケースでは、一度デモンストレーションを行って作業がスムーズに行くか確認してから行っています。(エンドピン周辺も修理しました)

     

      

     

    クリーニングして完成。バインディング専用接着剤を使う手もあるのですが、あれはさらに縮む可能性もあるので今回はエポキシを使いました。接着剤の選定はケースバイケースで使い分けています。

     

     

    変則チューニングも使うとのことで、ギヤ比が18対1の『ゴトー510』ペグに交換しました。これで細かいチューニングに対応できます。以前観た『石川鷹彦』氏は”ギブソンJ−45”に『ゴトー510』を付けていました。耳のいい方は、結果こういうチョイスになるのですね。(510とは5(ご)10(とう)という謎掛けで、このメーカーのフラッグシップモデルになっています)

     

     

      

     

    弦高がやや高めだったので、サドル調整とナット溝の調整・ロッドの調整など「弦高に関する部分」を各種調整しました。微調整でもテンション感や音の立ち上がりに影響を与えます。弾き手が敏感だと解ってもらえので調整のし甲斐があります。

     

     

     

    関連ブログ : マーチン・ギター修理 インデックス

     

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