9notesオリジナル ”E−902” (東京ハンドクラフトギターフェス2017出品モデル)
今年の”ギターフェス2017”に出品する”9notes改造ギター”『E−902』(プロトタイプ)のご紹介。
この楽器のベースになっているのは『FENDER Acoustic / Alkaline Trio Malibu』で、ミドルスケールのアコースティックギターです。これをエレキギター化したのが『E−902』です。つまり最初からエレキギター出力を前提に改造してあります。どんな場面で使うかって声が聞こえそう。歌伴用としてどうか・・・(ボーカルがローコードやパワーコードで歌の伴奏用に演奏するのです)
ホームページにあるSHOPで販売致します。 (¥168000) 税込み ¥181,440 (送料・ハードケース込み)
ピックアップはフロント・Duncan「APS-2」リア・Duncan「SSL-2」です。サウンドホールの位置でしかPUを取り付けられないので(ブリッジ寄りにはXブレーシングが通っている)2シングルのサウンド違いを選ぶというより、”シングル”と”ハーフトーン”をトグルスイッチで選択する感じにしました。
弦交換用に裏蓋がついています。(マグネット式)
ブリッジはTEのハンバッカーマウント用の半分の長さのものを使用。軽めのブリッジを選択しました。ペグもゴトー製に交換してあります。9notesのロゴの転写。
赤べっ甲のピックガードの形はオリジナルですが、”ムスタング”よりも”リード”を意識したデザインです。スイッチ類は力木の間を縫うように配置してあります。ハイポジションははっきり言って弾きにくい。ハイポジは捨ててください。あくまでローポジションの演奏スタイルで。
アコギがベースなのでフルアコっぽいサウンドです。1ハム使用も面白いと思いましたが(ノイズにも強いし・・・シングルなのでノイズがやや載ります)、ムスタング奏者やジャズマスター奏者がフロントPUのみしか使わない例がありますので、ここはフェンダーっぽく2シングルでまとめて見ました。
カスタムゼロワン(改めA−901)と並べてみました。右のA−901はドレットノートボディのロングスケールですが、E−902は小ぶりなボディにミディアムスケール(ギブソンスケールと同じ)になっていて、抱えやすいボディです。(ボディ厚90ミリ)エレキにしては太い弦を張ってあります。(011、014、018、030、042、052) 生でも鳴っています。多少共振しやすいところが難。
《E−902仕様》
ボディ:フェンダー・マリブ
指板:ローズ20フレット(ギブソンスケール 24 3/4インチ)
ブリッジ:オールパーツ製 JB TE ブリッジ
フロントPU:セイモアダンカン「APS-2」
リアPU・セイモアダンカン「SSL-2」
3WAY:スイッチクラフト社製トグルスイッチ
ポット(1V1T):CTS250Ω
コンデンサー:SPRAGUEオレンジドロップ
アウトプットジャック:スイッチクラフト社製・エンドピン一体型
配線材:ベルデン♯8503
ペグ:ゴトー社製
使用弦:ダダリオEXL116 11〜52ゲージ
ハードケース付き
(ここで使用したフェンダー・マリブは「ikebeモデル」でスプルース合板トップです。通常のマリブはマホガニー合板トップです。フェンダーのサイトはここ)
またバカな改造をやってしまいました。でもね。提案でもあるのです。ギター市場は停滞しています。新しい市場開拓は必要ですよ。アコギがエレキだっていいじゃないか。ギブソンJ−160Eもあるし。バンドで使うエレキとしてありじゃない?
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