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2015.11.28 Saturday

リペア ファイル その199

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    ギブソン レスポール・カスタム / 電装系チェック

    ブラック・ビューティーの総称通りに美しいギター、レスポール・カスタムです。久々に弾くと突然音がでなくなった、とのことで電装系をチェックしました。
      
    ネックやボディの裏表にヴァインディングが入っていてゴージャス感満載。この機はビグスビーのトレモロが装着されています。

    ボリュームなど入っているキャビティ内とトグルスイッチのキャビティとチェックします。またアウトプットジャックも確認します。アウトプットジャック内のクリーニングもやりました。すべてオリジナルでコード類もハンダでたしかに付いています。これといって問題があるように思えません。

    PUの断線の可能性もあるのでテスターで確認しましたが通電しています。

    もしかしてと、トグルスイッチ内の裸線を調べてみると・・・キャビティの導電塗料に触れているようです。そこに絶縁テープを巻きつけました。これでOK。

    電装系のチェックは案外時間がかかります。やることはたいしたことないですが・・・

    突然音が出なくなるケースでは、ジャックやセレクターなどのワッシャーやネジが緩み、思わぬ接触不良が起こることがあります。少しずつ緩んだりするので普段は気が付かないのです。突然の前振りが、かならずあるということですね。

    ブラックボディにゴールドパーツが映えます。レスポール・カスタムには3PU仕様やアルニコ5/P−90搭載モデルがありますね。どれもゴージャスですが、それよりもオールマホガニーってところが、カスタムの音を決定づけていると思います。比重の高い厳選マホガニーで構成されているからこそ、ねばっこいブルージーなサウンドが表現できるのです。
      
    メイプル/マホガニーのスタンダードとの違いを欲するプレーヤーが、この機を手にするのでしょう。

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