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2015.09.05 Saturday

リペア ファイル その181

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    国産クラシックギター  / ナット交換・弦留め(テールピース)作製

    弾き込まれた古い国産クラシックギターです。長年の使用でナットの磨耗と弦留め(テールピース)部に弦の食い込みがあって弦交換がしずらい状況になっていました。


    クラシックギターの駒部はサドルとテールピースから成っています。クラシックギターの弦はテールピースに巻きつけて留める様になっています。テールピースの上部(飾りが付いた部分)の角が弦の圧力で凹んでしまっています。そこで上部の飾りを取り去り、新たに硬質の部材をそこに貼り付けることにしました。

    『キワ鉋』で飾りを削り取っています。こういう場合には『キワ鉋』があると便利ですね。部材の際(きわ)まで攻めて削れます。因みに『キワ鉋』には左刃と右刃の2種あります。


    パール柄のアクリル板を貼り付けました。(高級楽器はここに本物の貝を使用しています)
      

    弦を張るとこんな感じです。この板の角が効いて(摩擦によって)弦張力に耐えています。1〜3弦はナイロン弦ですべりやすいので2重巻きにし4〜6弦は1重巻きにするのが一般的です。最近はここでの留め方にバリエーションが出てきて『チップ』を使ったり、『ダブルホール』になったりしています。その方がサドルにテンションが掛かるので音量が出たり、音に腰を与えるからです。

    関連ブログ http://9notes.jugem.jp/?eid=399

    ナットも交換しました。クラシックギターの弦のゲージは1から6弦へと順に細くなってはいなくて、3弦と4弦はほとんど同じか、弦の種類によっては逆転したりしています。弦の太さや剛性に極端な差がないことが、サドルで弦長補正に各弦に『差』をつけなくてもいい理由です。だからクラシックギターのサドルは横一直線なのです。(アコギは傾斜してるでしょ)


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