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2015.01.27 Tuesday

リペア ファイル その129

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    フェンダー・ジャパン ムスタング / ブリッジ固定加工・フレット擦り合わせ・PU交換

    きれいなムスタングです。ただリアPUの音が気に入ってない上、チューニングが安定しないので相談を受けました。

    ムスタングは弦長が短くテンションがゆるいため、駒で弦落ちや弦泣きすることがあります。すでにサドルはオリジナルからしっかりした作りのモノに交換してありますが、どうしてもテールピースまでの角度が浅く「バシッツ!」とした腰のある音がつくりにくい構造です。


    ダイナミック・トレモロは軽いアーミングが特徴ですが、チューニングが狂いやすいです。依頼者はアームを使わないとのことで、チューニング安定のためにブリッジ下のスタッドを抜いて埋め木して、直接ブリッジアンカーをボディに刺し込んで固定することにしました。弦振動を直接ボディに届けられるので、サウンドに腰を与える意味合いもあります。


    スタッドを抜いたら埋め木しますが、丁度いい太さの丸棒がないので旋盤で作りました。


    埋め木しました。


    アンカー用の穴を開けましたが、底にはブリッジがアジャストが出来るように金属を埋め込みました。(ブリッジアンカー底には芋ネジが仕込まれていて6角レンチでアジャストできる構造になっているので、その芋ネジを受け止める金属が必要)
     
    穴はきつからず、ゆるからず・・そのためドリル刃も0.1ミリ単位で用意してあります。

    だいぶ弾き込んであるのでフレットも磨り減っていました。擦り合わせしました。チョーキングの音つまりが解消するようにハイポジションは、フレットアールがゆるくなるように削ってあります。


    フロントはすでにダンカンに交換してあります。リアも同じくダンカンSSL−2にしました。ムスタングのPUカバーはホールピースの穴がないタイプなので、ホールピースが平均に出ているSSL−2を選びました。(SSL−1はホールピースが弦の特徴に合わせて上下しているタイプ)

    ピックアップで音を作るのでなく、楽器を鳴るようにセッティングしてから必要なPUを選ぶ用にしました。

    まだテンション不足なので1・2弦用のリテイナーのポストを取り去り角度をかせぎます。

    ブリッジの固定化とヘッド側でテンション補正で弦振動率がアップしています。それをリアのダンカンPUで拾えばタイトな音が得られます。ムスタングの独特な回路で幅広い音作りが選べるようになりました。調整すればよく鳴り、面白い楽器になります。ムスタング!(「じゃじゃ馬」という名ですから、調教してやらないとね)


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