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2014.11.05 Wednesday

リペア ファイル その110

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    フェンダー ストラトキャスター  / フレット擦り合わせ・ナット交換

    減ったフレットのレベルを一番低いところと合わせ、フレットの山を再び付け直す作業「フレット擦り合わせ」をします。


    このときロッドも調整し、弦張力が掛ったときに真っ直ぐになるポイントを改めて探します。このふたつで弦とフレット上面レベルの関係を最適に整えます。

    デタッチャブル・ネックは外せるので作業効率がいいですねぇ。フェンダーさんは合理主義者ですね。あっぱれ。

    ナット交換もします。練り物から牛骨製に替えることでタイトでブライトな鳴りなります。開放弦のときだけその効力を発揮する訳でなく、フレットを押さえたときピッキングしたボディ側でけでなく ナット寄りの弦もわずか振動しており、ナットでその振動を受け止めています。それも全体のサウンドの構成音になっているのです。


    フェンダーのナット溝は普通指板アールと同じアールが付いています。それをゲージで確認してナット側に写します。
    アールが付いたブロック(サンディングペーパーが貼ってある)を使ってナット底を削ります。


    ナットの溝切り。「弦の中心で均等に割り振る」やり方と「弦の端・端が同じ間隔に割り付ける」やり方とありますが、私は後者で溝を切っています。このやり方がリペアマンの間に普及しているのは、StewMacの便利なゲージが入手できるからだと思います。


    完成。このフェンダーの純正ペグは、1〜4弦のペグポストが短いものを採用していました。ナットからの弦角度を稼ぐためです。ゴトー社製には「HAP」と呼ばれる各ポスト調整できるタイプが単体で販売されていますが、この機種は純正で付いています。(やはりフェンダーさんも1〜4弦の角度が浅いことをお認めですな)
     

    電装系もチェックし直してノイズが少ないシングルコイル出音に仕上がりました。

    トータルなネックワーク(ナット交換・フレット擦り合わせ・フレットエッジ処理・ロッド調整・弦高調整)でスムーズなフィンガリングを堪能してもらえます。依頼者にも納得の返答をいただきました。

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