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2014.10.21 Tuesday

リペア ファイル その106

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    ヤマハ GC-31 / ネックアイロン矯正・フレットすり合わせ・弦高調整 (弦高が高いクラシックギターの修理)

    ヤマハのクラシック・ギターは定評がありファクトリー・メイドと言えども高い品質を持っています。オール単板モデルのこのシリーズはGC「グランド・コンサート」と名づけられています。

    ネックが「順反り」になり、弦高が高くて弾きにくくなっていました。


    ネックアイロン矯正で「ネックの仕込み角度」を適正に戻し、同時に「逆反り」にしてやります。こうすると弦を張ってテンションが掛った状態で、ネックが真っ直ぐになり、かつ弦高を下げることができます。

    と、言えどもそれが案外難しい修理です。楽器は個体差があるので難しいのです。「アイロン矯正」での仕込み角度の復元は、トライ・アンド・トライの連続。熱を掛ける時間の長短とスペーサーの量を加減しながら12フレットのところからネックを曲げる作業を繰り返します。

    8回におよぶ矯正で、ようやく任意の角度に納まりました。(回数を上げるとリスクもあり、熱によるネックトラブルが起こる確率が上がることもあるのです。そこを毎回確認しながら進める作業となります)

    それから「フレットをすり合わせ」をします。この作業はセットになります。


    弦を張った状態。1から12フレットが真っ直ぐで12フレット以降が下がっていくのが理想です。(こうなると仕込み角度がついたことになる)今回は12フレット以降の角度が理想より小さかったですが、状態としては真っ直ぐなので合格点かと思います。

    クラシック・ギターやアコースティック・ギターの弦高が高くなる原因は、「ネックの反り」「ネック仕込み角が変わってしまった」「表板の膨らみ」がほとんどですので、そこの状態をよく吟味して、どのような処置が適切か依頼者に説明しながら作業を進めて行きたいと考えます。


    関連ブログhttp://9notes.jugem.jp/?eid=272
                   http://9notes.jugem.jp/?eid=306

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