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2013.06.20 Thursday

リペアファイル その46

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     ギルド Guild D25M アコースティックギター  / 駒再接着・トップ割れ補修・ヘッドひび補修

    愛機として弾きこまれた楽器ですが、弦高が高めになり全体のメンテナンスを 、と持ちこまれました。チェックしてみると駒が浮き上がっています。またトップに割れが生じています。セル製のピックガードが経年変化で縮んだときに、トップが割れたと思われます。またヘッドの塗装面にも割れがあります。







    ピックガードをドライヤーを当てて慎重に外していきます。元の白木が見えます。随分焼けたのが分かりますね。



    ブルーライトの熱で駒を外します。(写真にはないですが、駒以外はカバーして熱がボディに伝わらないようにしてあります。)



    トップ割れ箇所に裏から補強材を貼り付けます。



    駒を一旦外して、接着面を整形し直して再接着しています。駒が浮いているからといって、隙間にボンドを充填するだけでは強度が保たれません。(この方はレギュラーゲージの弦を使用されるのでなおさらです。)また弦高を下げるためでもあります。(再整形すると結果駒が薄くなり、その分弦高が下がる計算)



    再びピックガードを貼り付けます。(ピックガード裏面をスクレーパーできれいにして、強力両面テープを貼ります。トップ側もきれいにします。ゴミが挟まないよう慎重に再接着)



    トップ塗装割れ部分に濃いラッカーをパテのように置いて盛り上げます。一日で目痩せするので何日も盛り上げ作業を繰り返します。(ラッカーはどうしても痩せが激しいので、ひと月の預かり期間でフラットに仕上げることは、難しいのが現状ですが・・・)



    全体をクリーンアップして弦を張ります。弦高も下がりました。レギュラーゲージの弦を張ってもネックはそりもなく状態がいいです。このギルドは整形合板のラウンドバックを持ち、ネックブロックは、マーチンの倍もあろうか というほど大きいなど 各部特徴のある楽器でした。

    出てくる音は、パンチのあるストロークサウンドと分離のいいアルペジオサウンド両方を聴くことができました。姿形だけでなく音からも弾きこまれてきたんだなぁと解る貫禄の楽器でした。




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