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2012.12.07 Friday

勝手に解釈・私の「日本のフォーク史」その2 吉田拓郎

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    私の中学生時代、フォークの2大勢力と言えば、「吉田拓郎」と「かぐや姫」でした。もちろん「グレープ」「井上揚水」ファンや「NSP」ファンはそれぞれいましたが、「拓郎」と「かぐや姫」はだんぜん強かったと思います。


    時代は、メッセージフォークから「ニューフォーク」に入っていました。ユーミンが「四畳半フォーク」と揶揄した音楽で、庶民的な身の回りの題材を唄にしていました。(「抒情派フォーク」とも言われた)


    それでも「ニューフォーク」の中心はフォークギターで、エレキギターはまだご法度の感じが残っています。


    岡林信康が「中津川フォークジャンボリー」後 失踪してから、時代のヒーローは「吉田拓郎」に移って行きます。


    私は拓郎より年下の世代なのでリアルタイムで彼のデビューを観てはいませんが、シングル版の「マーク/イメージの唄」は友人が持っており、学校帰りに友人宅に上がり込み聴いた記憶があります。


    「青春の唄」だと思ったものです。


    拓郎は「フォークのプリンス」と言われていましたが、中学生には大人に見えましたよ。正確に言うと「大学生のような大人」かな。


    当時、学園ドラマが流行っていまして、その舞台になる「高校生」ですら「青春している大人」でした。ましてや「同棲」なんかもしている「大学生」は私には「大人」の分類でした。


    「人間なんかララララ〜」と哲学的に聴こえた拓郎の唄は、「僕も大学生になったら、髪を伸ばして下駄履いて、中央線沿線の安アパートに住んで、難しい本を抱えたガールフレンドと大学なんぞ行くのかなぁ」と思わせるのに十分刺激的でした。


    一世を風靡した拓郎やこうせつがニッポン放送のDJをしていた深夜放送は眠くて聴いていませんでしたが、流行っていた「神田川」や「旅の宿」が私には東京のイメージにダブって見えます。


    リアルタイムで聴いていたフォークは、中央線沿線などを舞台にした日常を唄っていて「反戦・安保」テーマの唄は下火になっていました。


    失踪「岡林信康」後にファンが「吉田拓郎」派と「加川良」派に分かれる、と資料で読んだことがあります。「プロテストソング」は「加川良」で聴かれるのですが、パワー不足は否めませんね。私はそう思います。


    フォークギター一本で「プロテストソング」を歌うのは、時代遅れになって行ったのでしょう。フォークの人は認めないかも知れませんが、エレキで“ギャイーン”一発には適わないです。


    それは海の向こうニール・ヤングがボブ・マーレーが証明しています。


    しかしギター一本にこだわり、観客を酔わせる楽曲を拓郎は持っていたんですね。「つま恋」で「篠島」で彼はやってくれました。(拓郎は詩に特徴があるように言われていますが、実は曲作りに優れています。彼が作曲しヒットした曲はたくさんありますね。)


    「中津川フォークジャンボリー」で「帰れ!」コールを浴びながら熱唱した拓郎は「篠島」でのコンサートで「長渕剛」をゲストで呼んでいますが、長渕も「帰れ!」コールを浴びながら熱唱しました。


    「長渕剛」は「吉田拓郎」後のビッグな存在で「フォーク」の残像を残してくれています。


    最近は「拓郎」どうしているのだろうか?音楽バラエティー『LOVE LOVEあいしてる』(フジテレビ系列)でKinKi Kidsといっしょに司会をやっていたけれど、テレビにはもう出ないのかなぁ。(テレビ嫌いでしたね。)


    こうやって「拓郎」がうんぬん、と言うと、若い子はGLAYのTAKUROだと思うのでしょうね。


    私にとって「拓郎」は楽曲「落葉」とイコール。中学3年の時、音楽室を占拠して学校のおんぼろクラシックギターでみんなで歌いましたよ。ハイコードが無くて弾きやすかったですからね。
    もう一曲が「かぐや姫」の「あの人の手紙」。こっちも同じようなコード進行でハイコードがありませんでした。


    弦高の高いギターでのハイコードは鬼門でした。今も。

    (後日:「落葉」にはハイコードありますね。勘違いです。すみません・・・)

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