2016.02.20 Saturday

Guo Yulong "Kahefe" モデル

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    Guo Yulong(ガオ・ユーロン)のカスタムモデル”Kahefe"(掛布モデル)のご案内です。

    当工房では、中国人製作家Guo Yulong(ガオ・ユーロン)のダブルトップのクラシックギターをこれまで何度もご紹介して来ました。今回は、日本人ギタリスト「掛布雅弥(かけふ もとみ)」氏のシグネーチャーモデルのご紹介です。 


    「ダブルトップ」とは、表板(この機はシダートップ)にハニカムコアを挟み込んで、強くて軽いトップを持つギターを指しますが、この機はさらに「ダブルバック」構造になっています。以前紹介したカスタム・コンサートは、ジリコテの削り出しバックの内側にジリコテの内部バックを持っていました。今回はローズ系ではなく、表板と同じようなシダー材を内部に持っている構造になっています。

    つまり、ダブルトップの表板の中にトップがもう一枚あるような感じです。その内部のシダー材にも「力木」が付けられています。前回の「ダブルバック」とは設計が違いますね。Guo Yulongは進化し続けています。

    さらに今回のトップには「トーレスタイプの力木」が配置されています。これまでは「ラティス・ブレイシング」がこの作家の売りでしたが、伝統的な「トーレスのファンブレイシング」に回帰しています。それもただの回帰ではなく、振動理論は「ラティス」に近く、音色は「ファンブレイシング」を狙うという最新理論を使っています。

    音色に関して掛布氏のコメントは、「音も深く音楽性がある」とありました。
    一般的に言われるの「ダブルトップ」は音が大きい・反応が早いのが特徴です(Guo Yulongの従来機は、豊かでダイナミックレンジの広さも特徴)が、これに深い音色が加わりました。

    よく見ると「レイズドフィンガーボード」も以前より競りあがっていませんでした。表板のテーパーもゆるく普通のクラシックギターの面持ちです。指板は緩やかなアールがついていて、フレットはミディアムタイプで、やや差が高いフレットが使われています。

    バックも従来機のようなアーチバックでなく、普通のアールです。バインディングの角は大きく丸みを持っており、柔らかな感触を受けました。

    (仕様)
    表板・・・・・米杉ダブルトップ
    サイド・・・・ココボロ単板
    *裏にシープレスを貼ってあります。
    **ベルナベ他、最高級モデルなどで使われている技法です。
    バック・・・・・ダブルバック構造
    *アウトバック・・・・ココボロ単板
    *インナーバック・・・・シークレット
    **インナーバックには今までに常識を覆す響板が施されています。

    ネック・・・・ホンジュラスマホガニー
    指板・・・・・エボニー
    塗装
    表板・・・・・・フレンチポリッシュ
    サイド&バック・・・・ウレタン

    モニターホール・アームホール・レイズドフィンガー仕様
      

    J.W.eastman製(日本ではアランフェスブランド)のオールカーボン製ケースが付いています。重さ2.3Kgと軽く強度も申し分ないギターケースです。
          

    極薄のセラック塗装で、表板の振動を極力抑えないようにしてあります。実際、弦を交換する際にブリッジを押したらトップ全体が下がりました。スピーカーコーンの様な感じを受けました。ダブルトップ構造なので薄くて強い表板が作れるのですね。力木も低く三角の形で細かったです。これも力木に剛性を求めていないのが解ります。


    取り扱いは終了しました(2017・5・6)


    Guo Yulong関連・
          http://9notes.jugem.jp/?cid=30 
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    2015.11.18 Wednesday

    Guo Yulong  カスタム・コンサート

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      ガオ・ユーロン(Guo Yulong) カスタム・コンサート(Custom Concert)のご紹介
       

       

      「ダブルトップ」で名を馳せた中国人製作家 ガオ・ユーロン氏の作るクラシックギターの最高機種にあたる「コンサート・モデル」を基にバック・サイド材を「ジリコテ」(シャム柿とも呼ばれています)に変更した
      「カスタム・コンサート」です。
       

       

      (仕様)

      表板・・・・米杉ダブルトップ

      *米杉+ノーメックスハニカム+米杉のサンドイッチ構造です。

      表板のみフレンチポリッシュ仕上げ

       

      サイド・・・マスターグレードジリコテ単板

      バック・・・ダブルバックです。

      *バック・・・・マスターグレードジリコテ単板削り出しアーチトップ仕様

      **インナーバック・・・・ジリコテ単板

       

      指板・・・・エボニー

      ネック・・・・ホンジュラスマホガニー

       

      アームレスト・モニターホール・レイズドフィンガーボード仕様  ハードケースつき
         
       

        
      何と言ってもその特徴は「ダブルトップ」にあるでしょう。反応が早く、音量があり、サスティーンも申し分ありません。ただでかい音だけの「ダブルトップ」とは違います。強弱・ダイナミックレンジが広く表現の幅があります。どのポジションも出音バランスがよく、高域の伸び・艶もあり高級機の条件を揃えております。

      この機種は、ダブルバック仕様のため低音に特徴があり豊かな音です。(二重底のような構造です。裏板はアーチバックになっていて厚板から削り出しています)

        
      ロゼット(口輪)がモダンなデザインです。

        
      ダブルホール仕様のブリッジ。アームレストも標準装備です。

        
      サイドにモニターホールがあって奏者がモニタリングするのに便利です。表板以外はウレタン塗装ですが、ダブルホール/ラティスブレイシングの楽器はサイド・バックはウレタン塗装の方が硬度があって表の振動を受け止め、レスポンスがよくなります。


      レイズド・フィンガーボード仕様です。ハイポジションの演奏性に優れるほか、弦振動のロスを減らす効果もあります。

      取り扱いは終了しました(2017.5.6)


      関連ブログ  http://9notes.jugem.jp/?cid=30 
            http://9notes.jugem.jp/?eid=40
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      2015.03.10 Tuesday

      Guo Yulong チャンバー・コンサート

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        この楽器は中国人製作家「ガオ・ユーロン」氏が製作した「ダブルトップ・ギター」です。

           

           

          


        《チャンバーコンサートの仕様》
         トップ・・・・スプルースまたは米杉から選べます(ダブルトップ)
         サイド・・・・インディアンローズウッド単板
         バック・・・・インディアンローズウッド合板(アーチバック)
         指板・・・・・エボニー
         ネック・・・・マホガニー
           塗装・・・・・ウレタン(セラック塗装も別料金にてオーダー可能です)
                    (掛布氏のはトップのみセラックの特注モデル)
         (モニターホール・アームレスト・レイズドフィンガーボード仕様)
         
        (ガオ・ユーロンの音の評価は大変高いです。音量があり 反応が早く 音のダイナミクス(強弱)がつけやすいのが特徴です。その一方、仕上げがやや甘く高級感に欠けます。他のダブルトップが高価なのに対して手頃なのも評価の内とも感じますが、これをメインに使われるプロも増えています。音重視のプレーヤー向きと思います。)
        「リペア ファイル その139」の中でも詳しくこのモデルの説明をしています。

        取り扱いは終了しました(2017.5.6)
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