リペア ファイル その447
GALLAGHER GUITAR / アコギにシンクロナイズド・トレモロを搭載加工(9notesカスタム01 加工)
肩が尖ったカッタウエイ『フローレン・カッタウェイ』仕様の”ギャラガー・ギター”です。このギターに「シンクロナイズド・トレモロ」を載せるための加工をして行きます。アコギでアームプレーができるようになる「改造」です。
ギャラガーギターはマーチン社やギブソン社とともに日本人には憧れのブランドであった時期があります。米国製と国産寺田楽器製がありますがこの楽器がどちらかは不明。いずれにしても丁寧な作りで上級なギターです。
ブリッジを加工して下写真のように加工します。同時に裏板をくり貫き、そこから内部を補強して行きます。Xブレイスの位置がメーカーによって違うので、その都度その楽器に合うように補強のポイントを変えながら加工しています。
裏板の穴からの加工ですので、「お酒の空瓶の中に帆船模型を組み立てる」ような作業の連続です。ときどき「なんでこんなやっかいなことを考えたんだろう」と思うことも・・
今回は『ゴトー社』製のシンクロ・ブリッジを採用しています。表板にはシンクロを動かす力が掛かっても大丈夫なほどの補強がされ、かつアコースティックな響きが残る程度のフレキシブルさは残してあります。スプリングに掛かる力はボディサイドに逃げるようにしてあり、その分 表板には負担が掛かりません。
ロックペグはなしですが、通常にストラトのようにアームダウン後にどれくらいアームを戻せば 元のチューニングに戻るかのコツを掴めば、チューニングの問題は解消されます。
たなびく旗のようなデザイン「ギャラガー・ヘッド」。ペグはグローバー製。
カッタウエイがアームと似合っていますね。裏板はマグネット式ではなく以前採用していたネジ留め式がご要望でした。
弦交換するときにマグネット式だと裏側をオープンにできるので簡単ですが、ネジ留めの場合は”ストロー”を使います。少々慣れが必要ですが、裏板が透明なのでそんなに問題ないと思います。
今後PUを増設する予定 とのこと。PU出力前提の改造ですが、スプリング・レバーブの掛かった独特のサウンドは面白い存在だと思います。アームプレーともども”感性”をフル活用して演奏してください!
9notesカスタム01 関連ブログ http://blog.9notes.org/?cid=1
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「お問い合わせ」は 9notes@huni.enat.jp または 080-2660-2284 まで
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リペア ファイル その417
モーリス S− 71/アコギにシンクロナイズド・トレモロを搭載加工・ロックペグ交換・マグネットPU取り付け
アコースティック・ギターにストラトキャスターに付いている「シンクロナイズド・トレモロブリッジ」を取り付ける加工を当工房では「カスタムゼロワン化する」と呼んでいますが、アコギでアーププレーができるよう”アコギ大改造”です。
改造を依頼されたギターはモーリスのフィンガーピッカー用のS−71で、トップ・スプルース&バック・ローズ単板モデル。派手な作りではないですが、鳴るための要所を押さえたいいギターでした。これを素材に大胆に手を加えて行きます。
オリジナルのブリッジはほとんど形を留めていないほど薄くしてしまい、「イナーシャブロック」用のザクリを入れます。トップ裏にはブリッジを支える強度が出るように補強材が貼り付けられており、また「スプリング」で引っ張る際の力を受け止めるよう、内部にはH字型の構造材が組み込まれています。(スプリングに掛かった力は、トップやバックへ伝わらずサイドに逃げる仕組みにしてある)
弦交換のため内部に裏蓋が取り付けられていますが、マグネット式で開封が楽なように改良しました(初期モデルはビス止め式だった)。バックをくり貫いてありますが、この穴から手を突っ込んでギター内部の加工をしています。空の酒瓶の内部に帆船模型を作る”ボトルシップ”のようなものです。忍耐と創意工夫がものをいいます。
シンクロ・ブリッジは”フローティング仕様”に設定していますので、スプリングの調整には時間を掛けています。
ペグはチューニングの狂いを抑えてくれる「ロック式」に交換しました。ゴトー社製です。
お勧めしたPUはLRバックス社のマグネット式PU「M1アクティ」で、依頼者によって持ち込まれたものを組み込みました。スプリングジハンガーに”弦アース”を取ってあるので、ノイズは本当に少ないです。このPUはマグネットですが、トップ振動も拾うのでボディタップ音も表現できます。依頼主のご希望で当工房のロゴ”9notes"を肩に入れました。
生の出音は低域が弱くなり全体に硬くなりますが、これはトップを補強したためです。それでもセミアコよりは充分大きな音量ですよ。PUを通せばさらにその可能性は広がります。特筆すべきはスプリングリバーブは掛かることで、独特なサウンドキャラクターだと思います。
頂いたメールを紹介させてもらいます。
「こんなに音が変わるんですね、一つ一つはっきりした音が出るようになりました。理想としていた歯切れのいい明るいサウンドにできました!ロックンロールやブギーも好きなので最高ですね。アコギのアーミングいい音しますねーたまりませんね。フィンガースタイルやソロギターの曲をよく弾くのですが最高です。裏ふた開けて弾いてもおもしろい音しますね。ありがとうございました。」
こちらこそ、ありがとうございました!
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リペア ファイル その329
ヤマハ FG-250S / 9notesカスタムゼロワン加工・ナット交換・ペグ交換・フレットすり合わせ
”9notesカスタムゼロワン”加工とは、アコースティックギターにシンクロナイズド・トレモロ・ブリッジを搭載する『ギター改造』のことです。今回はヤマハFG250を改造しました。
右がオリジナルで左は加工後です。ブリッジの位置決めを正確にしなくてはなりません。またギターのよってネックの仕込み角度や表板の状態が違うので それに応じた設定を算出して加工しなくてなりません。毎回、設定が違うのが『改造』の手間が掛かる部分です。
オリジナルの力木がやや弱かったので補強してから、スプリングをかける部位を取り付け加工しました。この加工は開放部からギター内部へ手を突っ込んで行うので「ビンの中でピンセットで帆船を組み立てる」ような作業です。
裏蓋は弦交換がしやすいように透明アクリルを使用。またマグネットで脱着できるようにしてあります。
ブリッジは「フローティング」状態に設定してあります。この設定が一番響きがいいからです。アコギでアーミングプレーができるようになるのがこの改造のミソですが、スプリングによる残響音が生音に掛かり独特のサウンドキャラクターを持っています。
エレキ並みの演奏ができるようにほかも手を加えてあります。ペグはゴトー製の”マグナムロック”に交換してありチューニングの狂いを止めてくれます。また「フレットすり合わせ」と「ナット交換」もしてあるので弦高を下げてプレー可能で、出音もしっかり受け止めてくれます。(アコギの弦高設定はエレキより高いので、フレットとナットの精度が甘いことが多いです)
元々、マグネットPUが後付けされていましたが、アウトプットに弦アースを落とすようにしてPU出力もノイズが少なくなりました。生音は期待できる改造でないのですが、PU出力によるエレキとアコギのハイブリットサウンドが、この楽器の特徴です。
依頼主からは、「見た目も、サウンドも、インパクトも想像以上」と絶賛してくれました。よかったぁ。このギターでどんな演奏をしてくれるのか楽しみにしているところです。頑張ってね!
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9notesオリジナル ”E−902” (東京ハンドクラフトギターフェス2017出品モデル)
今年の”ギターフェス2017”に出品する”9notes改造ギター”『E−902』(プロトタイプ)のご紹介。
この楽器のベースになっているのは『FENDER Acoustic / Alkaline Trio Malibu』で、ミドルスケールのアコースティックギターです。これをエレキギター化したのが『E−902』です。つまり最初からエレキギター出力を前提に改造してあります。どんな場面で使うかって声が聞こえそう。歌伴用としてどうか・・・(ボーカルがローコードやパワーコードで歌の伴奏用に演奏するのです)
ホームページにあるSHOPで販売致します。 (¥168000) 税込み ¥181,440 (送料・ハードケース込み)
ピックアップはフロント・Duncan「APS-2」リア・Duncan「SSL-2」です。サウンドホールの位置でしかPUを取り付けられないので(ブリッジ寄りにはXブレーシングが通っている)2シングルのサウンド違いを選ぶというより、”シングル”と”ハーフトーン”をトグルスイッチで選択する感じにしました。
弦交換用に裏蓋がついています。(マグネット式)
ブリッジはTEのハンバッカーマウント用の半分の長さのものを使用。軽めのブリッジを選択しました。ペグもゴトー製に交換してあります。9notesのロゴの転写。
赤べっ甲のピックガードの形はオリジナルですが、”ムスタング”よりも”リード”を意識したデザインです。スイッチ類は力木の間を縫うように配置してあります。ハイポジションははっきり言って弾きにくい。ハイポジは捨ててください。あくまでローポジションの演奏スタイルで。
アコギがベースなのでフルアコっぽいサウンドです。1ハム使用も面白いと思いましたが(ノイズにも強いし・・・シングルなのでノイズがやや載ります)、ムスタング奏者やジャズマスター奏者がフロントPUのみしか使わない例がありますので、ここはフェンダーっぽく2シングルでまとめて見ました。
カスタムゼロワン(改めA−901)と並べてみました。右のA−901はドレットノートボディのロングスケールですが、E−902は小ぶりなボディにミディアムスケール(ギブソンスケールと同じ)になっていて、抱えやすいボディです。(ボディ厚90ミリ)エレキにしては太い弦を張ってあります。(011、014、018、030、042、052) 生でも鳴っています。多少共振しやすいところが難。
《E−902仕様》
ボディ:フェンダー・マリブ
指板:ローズ20フレット(ギブソンスケール 24 3/4インチ)
ブリッジ:オールパーツ製 JB TE ブリッジ
フロントPU:セイモアダンカン「APS-2」
リアPU・セイモアダンカン「SSL-2」
3WAY:スイッチクラフト社製トグルスイッチ
ポット(1V1T):CTS250Ω
コンデンサー:SPRAGUEオレンジドロップ
アウトプットジャック:スイッチクラフト社製・エンドピン一体型
配線材:ベルデン♯8503
ペグ:ゴトー社製
使用弦:ダダリオEXL116 11〜52ゲージ
ハードケース付き
(ここで使用したフェンダー・マリブは「ikebeモデル」でスプルース合板トップです。通常のマリブはマホガニー合板トップです。フェンダーのサイトはここ)
またバカな改造をやってしまいました。でもね。提案でもあるのです。ギター市場は停滞しています。新しい市場開拓は必要ですよ。アコギがエレキだっていいじゃないか。ギブソンJ−160Eもあるし。バンドで使うエレキとしてありじゃない?
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9notes「カスタム・ゼロワン」(フェンダー・ソノランtype)販売
Tokyoハンドクラフト・ギターフェスに出品した 9notesカスタムゼロワン(アコギにシンクロナイズドトレモロを搭載した改造ギター)をHP内のShopで販売します。
¥215,000 税込み¥232,200 (送料・ハードケース付き)
ボディ・Fender アコースティックギター『ソノラン』
表板/スプルース単板・バックサイド/マホガニー合板
改造/調整
・シンクロナイズドトレモロブリッジ搭載加工
・GRAPHTECH ( グラフテック )社のタスク・サドル
・ゴトー製マグナムロック
・テンションピン追加
・ナット交換(オイルドボーン)
・フレット擦り合わせ
・オリジナルピックガード作製
・LRバックスのMIアクティブ搭載/弦アース加工
・RAW VINTAGE ( ロウビンテージ )社トレモロスプリング搭載
(ハードケース付き)
PUはLRバックスのMIアクティブを搭載しました。マグネットPUながらアコースティックなサウンドとボディ・タッピング音をを拾うことから現代的なアコギプレーに対応できます。ブリッジサドルをプレスサドルからGRAPHTECH ( グラフテック )社のタスクに交換してあります。これでよりアコースティックな響きが得られます。
トレモロスプリングをRAW VINTAGE ( ロウビンテージ )社のを装着しました。巷で評判のスプリングで、テンションがで軽いだけでなく、膨らみのある響きでスプリングリバーブの残響音が感じられます。全体的に複弦を持つ楽器のような広がりを感じていただけると思います。
アコギのプレーにアーミングをプラスできる楽器だけでなく、スプリングリバーブ感など他にないサウンドキャラクターを持っているので、新たな表現の世界が開かれるでしょう。
トップはスプルース単板でサイド・バックはマホガニー合板。シンクロを搭載した時点で生鳴りは期待できない楽器ですが、エレアコにストラトの味を加味したサウンドになっています。アンプ出力が前提の楽器ですが、エレキよりダイナミックレンジが広いのが特徴と言えます。
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Guo Yulong ダブルトップ・クラシギターの受注販売受付中
SINOMAN シノマン のクラシックギター受注販売
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9notesオリジナル 「カスタム・ゼロワン」(東京ハンドクラフトフェア2016出品モデル)
9notesカスタムゼロワン(アコギにシンクロナイズドトレモロを搭載した改造ギター)のご紹介。

このモデルは、011から始まるカスタムライト・ゲージを使用しています。去年はマーシャル・サウンドで鳴らすジョンバトラーをイメージしましたが、今年はアコースティックな響きを重視しました。本体はフェンダー社の『ソノラン』をベースに改造を施しています。


PUはLRバックスのMIアクティブを搭載しました。マグネットPUながらアコースティックなサウンドとボディ・タッピング音をを拾うことから現代的なアコギプレーに対応できます。ブリッジサドルをプレスサドルからGRAPHTECH ( グラフテック )社のタスクに交換してあります。これでよりアコースティックな響きが得られます。


トレモロスプリングをRAW VINTAGE ( ロウビンテージ )社のを装着しました。巷で評判のスプリングで、テンションがで軽いだけでなく、膨らみのある響きでスプリングリバーブの残響音が感じられます。全体的に複弦を持つ楽器のような広がりを感じていただけると思います。

アコギのプレーにアーミングをプラスできる楽器だけでなく、スプリングリバーブ感など他にないサウンドキャラクターを持っているので、新たな表現の世界が開かれるでしょう。


トップはスプルース単板でサイド・バックはマホガニー合板。シンクロを搭載した時点で生鳴りは期待できない楽器ですが、エレアコにストラトの味を加味したサウンドになっています。アンプ出力が前提の楽器ですが、エレキよりダイナミックレンジが広いのが特徴と言えます。

この当工房の『カスタムゼロワン』以外にも、アコギにアームをつけた楽器が世界のあちこちで他メーカー・個人工房から発表されはじめています。歓迎すべきことで相乗効果を期待しています。まだ、アコギのアームプレーは認知されていないので、これに適した楽曲が存在しません。この楽器の特性を生かした楽曲が生まれることを心待ちにしている私です。
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Shop「アーム付きアコギ/9notes カスタム・ゼロワン」販売中
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9notesカスタム ゼロワン(東京ハンドクラフトフェア出品モデル)
9notesカスタムゼロワン(アコギにシンクロナイズドトレモロを搭載した改造ギター)のご紹介。

このモデルは、マグネットPU出力で『マーシャルでオーバードライブサウンド鳴らす』を念頭に改造しました。弦も10から始まるエキストラ・ライトを使用しエレキからの持ち替えを前提にしています。Ocean/ジョンバトラーの影響です。

ギター本体はフェンダー・ソノランで、それをベースにシンクロ加工しストラト風のピックガードを貼り付けました。シンクロナイズドトレモロのイメージはストラトですから相性はいいはずです。

鼈甲のピックガードにタカミネの「トライアックス(Tri-Ax PU)」を搭載しています。アクティブ回路使用としノイズのないパッシブ形のハンバッカーで内容はLRバックスの「M1アクティブ」とほぼ同じです。サウンドホールはエレキ用シングルPUを搭載可能できるように同型にしています。フィードバックを防ぐ意味でもあります。

フェンダーログに当工房のロゴも追加しました。ペグは『ゴトーのマグナムロック』に変更。テンションピンも増加して3・4弦にもテンションが掛るようにしています。ナットも「オイルドボーン」に変更。「フレット擦り合わせ」して弦高は2,25〜1,75に設定してあります。ネックはフェンダーですから握りやすく普通のアコギよりチョーキングもしやすいですよ。

トップはスプルース単板でサイド・バックはマホガニー合板。シンクロを搭載した時点で生鳴りは期待できない楽器ですが、サドルの影響とスプリングの効果でエレアコにストラトの味を加味したサウンドになっています。アンプ出力が前提ですから音量うんぬんは問わないでもらいたいですが、アンプで鳴らすにしてもエレキより『ダイナミックレンジの広さ』がこの楽器の特徴だと言っていいかと思います。

ブリッジ下はメイプルで補強してあり、スプリングはボディ内部に浮かぶ形でサイドと繋がっています。(実用新案取得しています)アクリルのカバーは弦交換の時に見やすくなるようにするためです。


アクティブPUのうえ「弦アース」も取ってあるのでノイズは少ないです。ホールピースの高さを調整すればエレキ用の弦でも使用可能でしょう。ボリュームやトーンポットを付けたりピッアップを増設してPUセレクターを付けたり、アイデア次第ではさらにエレキ寄りの楽器にすることも出来ます。
その改造の狙いは人様々ですが、雅がテイラーT5で表現したことも可能でしょうし、アームプレーが表現力の可能性を広げてくれることも期待できるでしょう。
関連ブログ:http://9notes.jugem.jp/?eid=383
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ギター工房9notesは岐阜・恵那インターチェンジより車で20分
カスタム・ゼロワンの販売
このたびプロトタイプを再設定して販売用にしました。この機は中国製のSヤイリの表板単板モデルで、アームプレーに適するようなピックアップを搭載し各種チューンナップがしてあります。


主な改造は
・シンクロナイズド・トレモロ・ブリッジを搭載
・ディマジオのSuper Natural Plusを搭載・DP136(エンドピンジャック加工/弦アース加工済み)
・ゴトー製マグナムロックに交換(ロックペグ)
・フレット擦り合わせ
・ナット交換(牛骨)
・ヘッドに9notesロゴをプリント

裏側から加工するため開口部があります。それを透明アクリル板でカバーしてあります。(弦交換時に見やすくするため透明板を使いました。)


使用PUは、パッシブタイプですがスライド式のボリュームが付いています。調整できる各弦独立のホールピースがあり、望みのバランスにできます。弦アースが取れているのでパッシブタイプながらノイズは小さく素直な音です。表板の振動を拾うタイプでなく弦振動に反応するためアームプレイに適しています。

弦高は2から2.5ミリでライトゲージを使用。ブリッジはフローティング設定でボトムが2ミリほど浮くようにしてあります。
販売価格 ¥170,000(税込み 183,600円)(送料込み)
(ハードケース付き)
HPのトップ内にあるSHOPから御購入ください。

アコギでアームプレーができるようになり、音楽の表現の幅が広がりますよ。
お持ちのアコギにこの改造をすることも可能です。
カスタムゼロワン関連ブログ・http://9notes.jugem.jp/?cid=1#top
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カスタム・ゼロワン 復活!

長らく受け付けを停止していました、アコースティック・ギターにシンクロナイズド・トレモロ・ブリッジを搭載する改造「9notesカスタム・ゼロワン」を再開することにしました。
この改造は、当工房9notesが試作を繰り返し実用にごぎつけたもので、「実用新案」も取得しています。
ご自身のアコギにシンクロ・トレモロを搭載してアームプレーを愉しみ新たな音楽を創造したいという方々、どうぞ
お問い合わせください。
〈改造の流れ〉
1・ドレット・ノート タイプのアコースティックギターを使用して改造します。
2・お客様からメールまたは携帯で連絡していただき、ギターの状態をお聞きします。
3・改造の内容をお話します。(裏側にスプリング掛け用の穴が開く、マグネットPU取り付け可能、等々)
4・ギターを送って頂き、改造に着手します。
改造費用
カスタムゼロワン(アコギにシンクロトレモロ・ブリッジを搭載する改造)
¥60,000(ブリッジ・弦代金込み)
(往復送料はお客様負担でお願いします)
オプションについては、お問い合わせください。
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実用新案3182932号
ようやっと「アコースティックギターにトレモロユニットを搭載する」アイデアが実用新案で認可登録されました。
名古屋の楽器問屋さんの手助けがあって、名古屋の商工会議所内の知的財産に関する課の担当者にアイデアを持ち込み、指導を受けながら文章を書き上げ、図面を仕上げ、特許庁に申請する手筈が整いました。
いやぁー。官庁に提出する書類が手続きが小難しく、担当者によって手直しされた文章は、我が文が意味不明の文章になっていました。(意味不明ってことはないか。失礼しました。正確には意味を理解するのに、一呼吸どころか50呼吸必要でした。)
特許と実用新案の違いは、特許は「物(プログラムを含む)・方法」を保護対象にですが、実用新案は「物品の形状、構造又は組合せ」を保護対象になています。
私のケースでは、内部構造をピックアップすることで「構造」により、実用新案を選びましたが、クレバーな担当者さんは、「特許」でも問題ないとおっしゃっていました。
営業的に早く効力を求めるケースでは、「実用新案」を取るケースが多いそうです。権利行使も最近の判例では、「特許」と遜色なくなっているそうです。「実用新案」はスピードと手数料の安さが魅力でしょう。
私はどっちでもいいです。考案者は私ですが、実用新案権利者は共同になりましたので、このアイデアは私ののみで実行することは、なくなりました。(時節柄、市場への新製品の投入が遅れています。このアイデアの市販品が楽器屋さんに置かれるのは、もう少し時間が必要と思われます。)
用は、このアイデアは音楽のイノベーションに貢献できたらいいのです。もちろん、正直にこのアイデアに対して投資したモノは回収したいし、利益も得たいですよ。しかし多くのアイデアは、アイデア倒れになることも多いのです。
そのことを知った上で、「アコギでアームプレイを使った新しい音楽の想像」に立ち会えたら、考案者としては本望です。
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