2020.01.19 Sunday

9notesオリジナル Fender”マリブ” レモデリング・ギター”E−903M”の販売

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    9notesオリジナル Fender”マリブ” レモデリング・ギター”E−903”を販売致します。

     

    フェンダー製の小型アコースティックギター「Alkaline Trio Malibu」 をエレキギターに改造(Remodeling)しました。 木製のブリッジをST用のブリッジに交換し、ストラト風ピックガードにリップスティック型PUを載せました。

     

    HP内のShopで販売致します。 ¥112000(税込み・送料込み)

     

     

    最初からエレキ化することの念頭に改造(Remodeling)しました。本体はフェンダー製のアコギで楽器店より買い求めため新品です。この改造は、自動車でいえば例えればトヨタ製のハコバンを、街の自動車修理屋がキャンピングカーにして販売するようなものです。

    太い弦を張ればアコースティックギターとしても使えます。

     

    PU :セイモアダンカン SLS-1
    ブリッジ :SCAD6way
    裏蓋 : プラネットwave (弦交換はゴム製の裏蓋を外して行います)
    ポット: (1V1T) CTS製
    コンデンサー :オレンジドロップ
    アウトプットジャック : スイッチクラフト社製
    配線材 : ベルデン
    弦 :09〜12(1弦)46〜52(6弦)まで対応可

    Body Back: Laminated Mahogany
    Body Sides: Laminated Mahogany
    Body Top: Laminated スプルース
    Neck Material: Maple
    Neck Shape: Vintage "C"
    Scale Length: 25.5" (648 mm)
    Fingerboard Radius: 7.25" (184.1 mm)
    Number of Frets: 20
    Fret Size: Vintage-Style
    String Nut:Graph Tech NuBone
    Nut Width: 1.625" (41.3 mm)
    Neck Finish: Gloss
    Fingerboard:Black Walnut
    Position Inlays:Pearloid Dot
    Tuning Machines: Vintage-Style with Aged White Plastic Buttons

     

    ピックアップはリップスティック型『セイモアダンカン SLS-1』で1ボリューム1トーン仕様です。ポットはCTS製でコンデンサーはオレンジドロップを使用しています。SLS-1は金属ケースに入っているためノイズが少ないのがホローボディと相性がいいです。割りとエッジのあるサウンドでナチュラルからトーンを絞ればブルージーにも鳴ってくれます。


      

     

    ブリッジは6wayストラトタイプのハードテイル仕様で、弦はバックのゴム蓋を開けてトップへ通します。

      

     

     

    アコギのサウンドホールを塞ぐためのゴム製のキャップを裏蓋として使いました。(プラネットウエイブ 製)

      

     

    ヘッドは6連フェンダーオリジナルで、裏面に「ALKALINE TRIO」のロゴが入っています。改造を施した当工房のシールも貼らせていただきました。

      

     

    オリジナルはハート型のサウンドホールでしたが、それにストラト風の白1プライPGを載せました。これはこれでかっこいいでしょ?

      

     

     

    ミディアムスケールなのでテンションも軽くそれでいて張りのある音で鳴ってくれます。小さめの音のアコギとして室内で爪弾いたり、ライブでエレキとして使ったり、この改造ギターをそれぞれの場面で愉しんでもらえればうれしいです。

     

     

    以前に改造した2PU仕様の『E−902』も合わせてご覧下さい。http://9notes.jugem.jp/?eid=614

                                  http://shop9notes.thebase.in/items/6596579

     

    アコギにシンクロ・アームを搭載した9notes「カスタム・ゼロワン」(フェンダー・ソノランtype)もあります。

    http://9notes.jugem.jp/?eid=532  http://shop9notes.thebase.in/items/3361457

     

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    2020.01.16 Thursday

    リペア ファイル その627

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      Guild F40 /  フレット交換(オーバーバインディング)・ナット交換・サドル交換

       

      トップはスプルース単板、サイド&バッはメイプルのギルドF40。バックは成型合板でアーチドバックになっていて力木がない構造です。つまり表はフラットトップですが、ネックもメイプルで”Jazzギター”と同じような構造になっているのですね。

       

      すり減ったフレットをリフレット(打ち換え)します。指板周りにバインディングが巻かれているのでフレットはオーバーバインディングになります。フレット溝の中は専用のノコで整えます。

        

      フレットをカットして行き(この場合最終フレットから行うと失敗しても短いフレットに回せるので都合がいいです)ます。フレット端は”タングニッパー”という専用のニッパーで食切ります。

       

      フレット端の精度をさらに上げるためヤスリを使った専用の道具で仕上げています。

        

      フレットは叩いて打ち込む派なのでアイアンブロックとボディに重しが必需品です。(金槌で直接フレットを叩くことはしません。フレットアールに合わせた真鍮の金型をブロックに装着して、それを金槌で叩いてフレットを打ち込んでいきます。こうすることでフレット溝とタングの閉まり具合が感触で分かり、タングを調整しながら強固なネックを作って行けます)

       

      ここからは「すり合わせ」作業です。平ヤスリ⇒半丸ヤスリ⇒各種ペーパー⇒コンパウンド仕上げ

        

       

      ナットも合わせて牛骨で新調します。(フレット交換料金に含まれています)

        

       

      背が高くなったフレット。イントネーションや音の立ち上がりが改善されます。

        

      精度高く仕上げたナット。音の支点となる重要なパーツです。

       

      サドルも依頼者から持ち込まれ「オフセットサドル」を整形し弦高調整して仕上げました。

        

      ブリッジデザインや指板の元部の丸みなど”ギルド”らしさが溢れています。

       

      フレット端の処理図。1弦側は35°くらいで寝せた感じで 6弦側は20°くらいで立ち気味にしてあり、フレット幅を広く かつ弾きやすくする処理がしてあります。

        

      ギルドのロゴとヘッドデザイン。(ギブソンよりもゴージャス感がありつつどこか職人気質の雰囲気もあるような・・・)

       

      パワー感満載のドでかい音とカッティング音の歯切れのよさが特筆ものです。

      いわゆるジャンボスタイルですがギブソンJ200より少し小さいです。このジャンボの大きさは”Jazzギター”ほぼ同じなんですね。私はドレットノートの大きさのギターができるより前にあったと推定していますが、真相は如何に。

       

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      2020.01.12 Sunday

      リペア ファイル その626

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        Martinez MSCC-14RS / トップ陥没・割れ修理

         

        とてもスマートでエレガントなエレガット(エレクリック・ガットギター)です。大変上質な材料(オール単板)で組み上げてあり、生音もしっかり鳴っています。

         

        トップの左肩部分が外れてしまい、一部トップの塗装が破損していました。

          

        (トップ材自体に深い割れがなかったのが不幸中の幸い)

         

        接着剤を流し込みクランプで固定します。

        (クランプの力がトップとサイドの接着にうまく届くように専用の型を作ってあります)

         

        塗装の割れは、塗料のタッチアップを繰り返し盛り上げサンディングし平らな面を作りだしてあります。最後はバフで磨いて完成。

          

        大きめのサイドモニターとプリアンプ。胴厚は薄いです。

         

        薄いネックとアール付きの指板でアコギから持ち替えても違和感がはないでしょう。ヘッド側にはトラスロッドカバーがあり、ロッドによってネックの矯正ができるようになっています。

          

        独特のサウンドホール。小さいですが、サイドモニターが大きいので生音もしっかり出ます。

         

        指板の仕上げ以外は、大変クオリティーが高いです。Martinez (マルティネス)はドイツメーカーだそうですが中国Madeだと思われます。最近の中国製のギターのクオリティーは目を見張るものがあります。今まで弱点は塗装とフレットワークだと考えていましたが、塗装はクリアーされていますね。フレットワークの質も時間の問題でしょう。

         

        クラシックギター修理 インデックス http://blog.9notes.org/?eid=648

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        2020.01.07 Tuesday

        リペア ファイル その625

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          Godin  M Nailon  / サドルのオフセット加工(オクターブ調整サドル)・ サドル交換

           

          ゴダンのエレガット。ギターシンセとシンクロできる機種らしい(試してないのでよく分からないのですが・・・)。

          オクターブのピッチ(音程)がどうも納得いかない ということで、いろんな楽器屋を巡ってついに当工房へやって来ました。

           

          開放と12フレットの実音でピッチがどのくらい違うのかチェックします。(12フレットの実音とハーモニクスも試しました)そのとき弦を指定してもらってから行います。弦のメーカーや種類が変わると弦の太さや質量が変わるので同一条件でないと、このチェックは意味をなさないからです。

          付いていたサドルもすでにオフセット加工がしてありましたので、そのデータを元に♭か♯かをサドル上にペンで記入していきました。3弦の正しいオフセット加工の位置がサドルの後ろ側にあることが解りました。

           

          オクターブチューニングするときの条件として、弦高をあらかじめ決めて行うことが大事です。弦高を変化させてしまうと微妙に弦長が変化してしまうからです。(弦長が変わるとオクターブの位置も変わってしまいます)

          新たなサドルを作って3弦の後ろに小さな牛骨パーツを張り付けました。

           

          上のラインがサドルの上面(弦高の確認済み)下のラインがブリッジ上面になります。張り付けたパーツはブリッジ上面にピッタリ合わないと、弦の圧力で外れる可能性があるので精度が要求されます。

            

          また同時にアンダーサドルピエゾがバランスよく出力してくれるためには、張り付けたピースでサドルがわずかでも浮いたりしていたらダメなので精度が必要になります。(アンダーサドルピエゾは繊細なので)

           

          サドル上面にオフセットのピークの位置を書き写します。今回はピークに向って両側から丸いヤスリで切り出していく方法を取りました。

            

          完成。

           

          クローズアップ。両側から削り出しているのがお分かりですか?

            

          この方法だとピークをズラすことができる(わずかですが)ので、弦を張って測定してから修正できるので採用しました。

           

          ボディはエレキより胴が深くできています。内部は一部空洞になっていてトップ(単板)には力木が張り付けられています。

            

           

          スイッチ類が左肩に集中しています。このスタイルはゴダンだけですね。アウトプットジャックの隣にあるのがシンセ用のジャック。(あれ?キャノンジャックに見えるな・・・)

            

           

          ネックは薄くエレキから持ち替えても違和感ないです。

            

          ナイロン弦のクラシックギターのサドルは、ほとんどオクターブ調整していない(3弦は下げてある機種もあるが)ことが多いです。それではピッチの狂いがないのかと言えば実際はあるのですが、クラシックギターの演奏家にお聞きしたら、それは左手で調整しているとのことでした。♭しているときはベンドすればいいのは分かりますが、では♯しているときは? なんと弦を指板上で寄せるのそうです。押し弦したうえサドル側へ押し戻すようにすると弦が緩むので♭することが可能とか。凄いことをやってますね。セゴビアは4本の指をそれぞれ瞬時にピッチを合わせることができたそうです。神業・・・・

           

          関連ブログ:http://blog.9notes.org/?eid=440

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          2020.01.03 Friday

          2020年おめでとう!

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            新年おめでとうございます。

             

             

            当工房も皆様に支えていただきながら8年目を迎えることになりました。

            ありがとうございます。

             

            昨今は時代的に何が流行するか分からないので、どこも商品開発も大変だと聞きます。

            私も新商品のアイデアを絞り出しながら製品化していますが、なかなか当たりません。

            今年は当たって欲しいなぁ。

             

            一昨年前にウクレレを作ろうと思い立ちましたが、まだ実現していません。

            今年は何とか年内には目途を立てたい・・・

             

            只今進行中なのは、『スモークド乾燥処理済みレリックST』です。

            中古ギターを使うことでお値打ちに仕上げたいと考えています。

            こちらはリペア仕事の間に地道に作業を進めていますので、乞うご期待。

             

            なかなか顔写真をアップすることがないので・・・自撮しないんでいつも手元のカットばかりです。

            メガネは老眼鏡です。

             

             

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            2019.12.29 Sunday

            リペア ファイル その624

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              Land Scape SWB-STD / フレット計算・ドットポジションマーク加工・サイドポジションマーク加工・フレット染め直・弦高調整

               

              フレットがない”ランドスケープベース”にフレット位置(音階の位置)が解るようにドットマークを入れる加工を施しました。

                

              ヴァイオリン属(コントラバスは4度調弦のため異端ですが・・・ヴァイオリン属は5度調弦)は耳と経験で音程を覚えるため音階位置に印がないものですが、エレキベースから移行する人にとって少しハードルが高いものです。

               

              ナットからサドルまでの距離の実測と開放とオクターブの位置(12フレット)を各弦実測して当たりを付けます。コントラバスは弦長補正がされていませんので、正確には各弦のフレット上の位置が違います。(フレットある楽器は、弦長補正させているのでサドルが斜めなのはそのためです)

                

              ここでは、3弦開放A音を基本にフレット計算することにしました。(フレット計算はこちらhttps://www.stewmac.com/FretCalculator

               

              指板面とサイドに正確に位置をマーキングしてから、実際に弦を張って実音との差をデジタルチューナーで測定します。

                

              各弦の違いは微妙にあるものの許容範囲であると判断。

               

              ボール盤を使い正確にドットポジション位置にドリルで穴を開けていきます。

                

               

              指板面は3ミリ、サイドは2ミリのドットが入ります。案外つかみにくいものなのね。

                

               

              サンディングして面一に。この楽器の指板は黒く染めてあったため、サンディングすると生地が出てきてしまいました。そこで「黒染め」し直ます。

                

              指板を染めると白いドットにも黒色が付いてしまいますので、マスキングテープをドットポンチを使って丁度いいサイズにくり抜いて、すべてのドットに貼って保護します。

               

              染めているところ。一度で黒くなりませんので数回に分けて濃くしていきます。

                

              マスキングテープを剥がして加工完了。ポジションマークの配置は”NSデザインベース”を見本にしてあります。

               

              既製品レベルより弦高を下げたいとのことでネックポケットにシムをかませて弦高を下げました。

              ヴァイオリン属の指板面の縦方向の作り方はギター属と違って、指板中ほどが下がる湾曲構造になっています(ギターは真っすぐを求められる)。そのため12Fで計測するのでなく指板エンドで弦高を計測してあります。

               

              本体の下からエンドピンが伸び、身体側にはコントラバスの外周に似せたアームが取り付けられて完成します。

                

              マグネットPUとピエゾPUのミックスで出力できるようになっています。弦長がエレキに比べ長いため腹の底から響いてくるような低音が唸ります。フレットレス独特の弦を押さえた指から発生する出音も魅力的ですね。

               

              参照ブログ:http://blog.9notes.org/?eid=216

               

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              2019.12.24 Tuesday

              リペア ファイル その623

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                マーチン D-28 /  LRバックス ELEMENT・PU取り付け加工

                 

                近年製のD-28です。スタンダードシリーズものは基本的にPUが搭載されていません。近年のギブソンアコギはPUが搭載されていますから対照的です。

                 

                ピックアップを取り付け加工します。”LRバックス社 ELEMENT” 葉巻みたいに長いのがエンドピンジャック一体型のプリアンプで

                  

                銀色の線みたいなのが、ピエゾ素子が見込んであるPUです。サドルの下に敷いて使います。

                 

                元々付いていたストラップピンを抜いた穴を拡張しますが、くれぐれもこの穴にドリルを突っ込んで大きくしないようにしてください。ドリル刃はセンターで刃を固定させて両刃で穴を開ける仕組みですので、センターが中空だと刃が暴れて穴がくちゃくちゃになる危険性があるからです。

                  

                トリマーで少しつづ穴を広げて、最後は専用トリマー刃で径を決定します。(12ミリ)

                 

                サドル溝下ピエゾが通る穴を二つ開けます。サドル溝の左右に開けて6弦側から通して1弦側に突っ込んで固定します。

                  

                 

                ボリュームノブをサウンドホール下に張り付けます。力木の間の空きスペースを見つけたらエチルアルコールで拭き油分や汚れを取り除いておいてください。

                  

                 

                完成。ピックガードはべっ甲柄ですね。

                新しいブリッジは、サドルとブリッジピン穴が平行になっています。オフセットサドルも標準装備。

                 

                ちょっと昔のD-28はロトマチックタイプのペグでしたが、今やオープンタイプペグが標準です。このタイプの方がエアー感のある響きになるのでアコギには相性がいいですね。

                  

                ただちょっと回すのに硬いのが玉に瑕。そこはロチマチックの軍配が上がります。

                 

                D-28のサイド&バックはローズウッドですので、倍音が豊かで音の余韻も空間を十分満たしてくれます。

                この機種が世界標準になっているのは、今も昔も変わりません。

                 

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                2019.12.19 Thursday

                リペア ファイル その622

                0

                  マーチン OMJM John Mayer / ブリッジ剥がれ再接着・弦アース加工

                   

                  ギタリストとしてソングライターとして第一人者になって来た”ジョン・メイヤー”。その彼のシグネーチャーモデルです。OMタイプなので000のクラプトンモデルと対比すると弦長が長い分、テンション感があって音にも張りがあります。

                   

                  駒(ブリッジ)の脇が浮いているとのことで調べてみました。紙が入るくらいの隙間が生じています。接着剤を流し込んでクランピングも考えたのですが、駒の端がすでに変形していたので外して再接着することにしました。

                    

                  アンダーサドルピエゾが内蔵されているタイプなので、まずこれを外さないといけません。マーチンのロゴが入ったシステムですが、たぶんLRバックス社のOEM生産かと思われます。ただピエゾとそのシールドが”くの字”に接合されていてサドル下に穴から抜けてくれません。エンドピンジャック一体型プリのところから外しました。

                   

                  駒に熱を加えて接着剤を緩めます。

                    

                  ヘラを差し込んで・・・

                   

                  外しました。最近のマーチは膠接着でないような気がします。

                    

                  突き鑿(のみ)でトップ面をわずか掘り下げて、接着面を仕上げます。(駒自体の変形は熱を加えて修正してあります)

                   

                  今回はエポキシ接着剤をチョイスしました。(マーチン修理には膠をずっと使っていましたが、最近の夏の異常な暑さ、湿度の高さを考えると駒接着には使わない方がいいように思えてきました)

                    

                  接着完了。新しタイプのマーチンのブリッジピン穴はサドルと平行で、かつ弦の誘導溝が掘られています。(ヴィンテージタイプブリッジよりこちらの方が理にかなっていると思います)

                   

                  ピン穴が平行な位置でまた誘導溝があるため、サドルへの圧力のかかり具合が理想的になっています。

                   

                  PU出力するとタッチノイズが出るため、「弦アース」を取ることにしました。

                    

                  銅箔を貼った木片ピースにシールドを半田付けし、それをプリアンプのグランド端子まで伸ばしてアースさせてあります。

                   

                  塗装に若干色が載せたり”焼け色”を演出しています。マテリアルはどれもグレードの高いものが使ってあり高級感があります。

                  調べてみると”イングルマン・スプルース”だそうで、”シダー”に近い感じだとか。

                   

                  ”ジョン・メイヤー”のシグネーチャーモデルを証明する専用ケースとラベル。

                    

                  『JMC』とは”John Mayer Signature”の略かな。

                   

                  ヴィンテージスタイルのヘッド。

                    

                  マーチン社から出ている”ジョン・メイヤー”のシグネーチャーモデルはもう一機種あって、そちらは”OO-42SC”で12Fジョイントのニューヨーカースタイルです。それとPRSから最近出た64年製ストラトを模した”シルバー・スカイ”がありますね。どれもヴィンテージギターを弾き倒したJohnの肝入りで作られていて、本格派ばかりです。(お値段も)

                   

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                  2019.12.15 Sunday

                  「木の耳付き」テレキャス・ボディ材 (栃・欅)の販売

                  0

                    『表皮側の形がそのまま残っている”栃”と”欅”の木』に『スモークド乾燥』処理を施し『漆生地固め』して作ったテレキャスター・ボディを販売致します。

                     

                    栃(とち)材のTEボディ

                    販売価格¥59,800(税込み・送料込み)  HP内のShopから販売します。

                     

                    栃の木は「栃の実せんべい」でお馴染みの木です。たくさんの実を付けることから縄文時代から栗と同じく大切にされてきた樹木です。『散孔材』と呼ばれる導管が目立たない種で美しい縮み杢が出ています。

                     

                    ギター用材としては「アルダー」に似た特徴を備えており、オールマイティーなサウンドです。(あるメーカーは「ジャスパーウッド」と呼びました)

                      

                     

                    ピックアップざくり加工・キャビティざくり加工・配線用の穴も貫通しています。
                    ネックポケット寸法はエンド56・5ミリ 深さ18ミリ。重さは2.2キロ

                     

                    ----------------------------------------------------

                     

                    欅(けやき)材のTEボディ

                    販売価格¥59,800(税込み・送料込み) HP内のShopから販売します。

                     

                    欅は硬くて強い材です。お碗から寺社建築まで日本では広く使われてきた材です。漆との相性は抜群で深みのある色艶が出てきます。漆を6回ほど擦り込んであります

                     

                    アッシュよりも比重が高く、高域から低域までワイルドレンジで音の立ち上がりに優れます。

                      

                    材の厚さは45ミリで、弦通し穴が裏まで貫通しています。ストリングブッシュの穴は笠のあるタイプ対応で2段加工してあります。サイドにはアウトプットジャック用の23ミリ穴が開けてあります。

                     

                    ネックポケットはエンドで56.5ミリ深さ18ミリです。重さ3.1キロ

                    ありのままの形・虫に食われ、割れ、外皮がそのまま残っています。自然の形を愛でてていただければ嬉しいです。

                     

                    --------------------------------------

                    【木の耳材付きのボディ材について】

                     

                    ふつう材木は「辺材」と「心材」に分けて、「心材」を使うものです。「辺材」は立木の表皮付近の材で、木の養分や水分が行き来する組織が集まっています。そのため材木としては、乾燥後も腐りやすかったり、虫が入りやすかったりするうえ、楽器材としては細胞が荒くて本来適していません。

                     

                    ただ、表皮は自然のままの形を残すので、自然物を愛でる気持ちを表現できるのでナチュラリストには人気です。

                    そこで木を燻して細胞を締める「スモークド乾燥」処理を施して、その細胞を漆液を染み込ませて固める「漆生地固め」して楽器材として使えるようにしました。

                     

                    この「木の耳」と呼ばれる表皮部分を「コンタクター加工」に見立ててあるのがミソです。木の自然のラインに同じものはありませんので「オンリーワン」の材言えます。ワンピース材です。


                    漆が木に染み込んでいるので杢が浮かび上がってみえます(紫外線に当たると透明になってきます)。漆の「擦り漆」という塗装の技法は、もっとも薄い皮膜で仕上げることができ、また独特の光沢を持っています。

                     

                    このような「耳付きボディ」は一枚の大きな板から数枚しか取れませんので、贅沢な漆仕上げとともに貴重な一品と言えるでしょう。

                     

                    ---------------------------------------------------

                    「栃の耳付き材のテレキャス」完成品 の販売

                     

                    ワンピースの「栃」ボディ/「イタヤ楓」ネックに「スモークド乾燥処理」と「漆生地固め」を施したテレキャスをHPのShopより販売します。 通常販売価格¥320,000(税込み¥345,600)のところ、試奏に使用したため若干の傷が残りました。
                    そこで特別価格として¥265,000(税込み・送料込み・ハードケース付き)でご提供します。

                     

                    詳しくは、http://blog.9notes.org/?eid=531

                     

                     

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                    2019.12.13 Friday

                    お知らせ・返信メールについて

                    0

                      【返信メールトラブルについて】

                       

                      当工房の「お問い合わせ」メールが送られて来て

                       

                      回答して返信するとそれが届かない事例が起きているのに気付きました。

                       

                      調べてみると、当工房で使っている『 huni.enat.jp 』のようなローカルIDは

                       

                      相手側のPCやスマホの機種によっては、「迷惑メールホルダー」に自動的に振り分けてしまうかららしいです。

                       

                      対策が求められていますが、届いている返信メールもあるので

                       

                      今のところ「返信メール」した後にスマホの「ショートメール」も確認のため送ることにしました。

                       

                      「お問い合わせ」したのに「返信メール」が来ないなぁ、と思われた方は

                       

                      申し訳ないですが、再度「お問い合わせ」ください。

                       

                      こちらは確実に読んでいますので、ご安心ください。

                       

                       

                      Gメールへの通信はキャンセルされてしまうようです。

                       

                      GメールはGメールで返信します。

                       

                      どうぞよろしくお願いいたします。

                       

                       

                       

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